副業×AI実践ニュースレター Vol.17
副業×AI実践ニュースレター Vol.17
発行日: 2026-06-22 発行者: フジカンパニー
今週のAIニュース3選
① Claude Fableが止まって、中国企業が即座に動いた話
先週、AnthropicのClaude Fableがアメリカ政府の命令でサービス停止になった。正直、自分もFableはちょっと触ってたから「マジか」となった。で、間髪入れずに中国のZ.aiが最先端モデル「GLM-5.2」を発表。6月中に無料公開するらしい。この速度感、すごいというか怖いというか。地政学リスクがAIツールの選択にダイレクトに影響する時代なんだなと思い知らされた。副業でAIを使ってる身としては、一つのサービスに依存するリスクを改めて感じた一件。
② AppleがSiriからClaude・Geminiを呼べるようになるかも
iOS 27のベータ版で、SiriからChatGPT以外にClaudeやGeminiも呼び出せる「Extensions」機能がテストされてるらしい。WWDCでは発表されなかったけど、裏で動いてる。これが実現したら、iPhoneユーザーがAIを使うハードルが一気に下がる。正直、今のSiriは微妙だから期待してなかったけど、外部AIに丸投げする形なら話は別。副業の作業をスマホからサクッとやれる未来が近づいてる気がする。
③ 日本語対応の音声クローンAI「ZONOS2」が登場
Zyphraが出した音声合成AI「ZONOS2」が日本語対応で、しかもオープンモデル。デモではトランプの声でエヴァについて語らせてたらしい。ふざけてるようで技術はガチ。リアルタイム合成できるのがデカい。ナレーション系の副業やってる人には直撃のニュースだと思う。ただ、悪用のリスクも当然あるわけで、そのあたりどうなるかは注視したい。
AI副業のヒント
今週、Claude Fable停止のニュースを見て、自分のワークフローを見直した。俺は記事の下書きにClaude、画像生成にMidjourney、リサーチにPerplexityって感じで分散してたから直接の被害はなかったけど、もし全部Claudeに寄せてたらと思うとゾッとする。
実際にやったのは、メインで使ってるプロンプトを3つのモデル(Claude Sonnet、GPT-4o、Gemini)で試して、出力の質を比較するスプレッドシートを作ったこと。30分くらいで終わる。結果、案件によって得意不得意がはっきり出た。Claudeは長文の構成が上手いけど、Geminiはリサーチ系の正確性が高い。こういう「引き出しの整理」は地味だけど、いざという時に効く。
副業でAI使うなら、ツールの分散は保険だと思って早めにやっといた方がいい。
今週の注目ツール
ZONOS2(無料・オープンソース)
上のニュースでも触れたけど、実際にデモを触ってみた。日本語の発音、思ったよりずっと自然。「ちょっとロボットっぽいな」くらいの覚悟で聞いたら、普通に聞ける。ナレーション案件で使えるかは微妙なラインだけど、YouTube動画のプロトタイプ作りには十分。惜しいのは、感情表現のバリエーションがまだ少ないところ。「嬉しそうに読む」とかの指定がいまいち効かない。でも無料でこのクオリティは正直驚いた。
読者Q&A
Q: AIサービスが突然使えなくなるリスクが怖いんですが、どう対策してますか?
わかる。自分も今週それ考えてた。結論から言うと、完璧な対策は無い。ただ、やれることはある。まず、自分が使ってるプロンプトとワークフローをNotionかどこかに記録しておく。ツールが変わっても、やりたいことの言語化ができてれば移行は早い。あと、ローカルで動くオープンソースモデル(LM StudioとかOllamaとか)を一つ触っておくと心理的な安心感が違う。性能は劣るけど「最悪これがある」と思えるだけで全然違う。ガチガチにBCPを組む必要はなくて、「引っ越し先の候補を知ってる」くらいで十分だと思う。
編集後記
今週、会社でAI関連の社内勉強会の講師をやらされた。「SEなんだからAI詳しいでしょ」って雑な振り方で。いや、SEとAIエンジニアは違うんだけどな。でも副業で触ってた知識が意外と役に立って、ちょっとだけ得した気分になった。知識の仕入れ先が副業っていうのは、なんか不思議な感じ。
🔒 ここから先は有料会員限定
今週のプロンプト集
① AIツール比較プロンプト
あなたはAIツールの比較アナリストです。
以下のタスクについて、[ツールA]と[ツールB]の出力を比較してください。
タスク: [具体的な作業内容]
比較軸:
- 出力の正確性
- 作業時間の短縮度
- コスト(トークン数・API料金)
- 日本語の自然さ
最後に「このタスクならどちらを使うべきか」を一言で結論してください。
ツール移行を検討する時に使える。感覚じゃなくて軸を決めて比較すると、判断が早くなる。
② ナレーション原稿生成プロンプト
以下のテーマでYouTubeショート動画(60秒)のナレーション原稿を書いてください。
テーマ: [テーマ]
ターゲット: [想定視聴者]
トーン: カジュアル、友達に話すような口調
制約:
- 300文字以内
- 最初の一文で興味を引く
- 専門用語は使わない
- 最後にCTAを入れる
ZONOS2と組み合わせると、テーマ決めから音声生成まで10分で回せる。
③ 案件提案文の下書きプロンプト
クラウドソーシングサイトで以下の案件に応募します。提案文を書いてください。
案件内容: [案件の説明をコピペ]
自分のスキル: [使えるツール・経験]
実績: [過去の成果物や経験]
条件:
- 200〜300文字
- 「なぜ自分がこの案件に向いているか」を具体的に
- 納期への言及を入れる
- 丁寧だが堅すぎない文体
- テンプレ感を出さない
提案文を毎回ゼロから書くのは時間の無駄。ただし、出力をそのまま送るのはNG。必ず自分の言葉で手直しすること。
AI副業案件情報
① 音声コンテンツ制作(単価: 1本3,000〜8,000円)
ZONOS2の登場で参入ハードルが下がった分野。ココナラやランサーズで「ナレーション」「音声読み上げ」で検索すると、企業のマニュアル動画や商品紹介の案件が出てくる。自分ならまずZONOS2で3本くらいサンプルを作って、ポートフォリオ代わりにする。注意点は、AI音声OKかどうか案件ごとに確認すること。明記されてない場合は事前に聞いた方がいい。
② AIツール比較レビュー記事(単価: 1記事5,000〜15,000円)
Claude Fable停止の件で「どのAIツールを使えばいいかわからない」って人が増えてる。企業メディアやアフィリエイトサイトから、ツール比較記事の需要が出てきてる。実際に複数ツールを触ってる人の一次情報は強い。自分なら今週作った比較スプレッドシートをベースに、ブログ記事を1本書いてクラウドワークスの案件に応募する。体験ベースで書けるから、AIに丸投げしてる人との差別化になる。
③ 社内AI研修資料の作成代行(単価: 1セット20,000〜50,000円)
編集後記でも書いたけど、「社内でAI勉強会やりたいけど資料がない」って企業は多い。ストアカやビザスクで講師登録するのもありだけど、まずは資料作成から入る方がハードル低い。スライド20〜30枚+ハンズオン用のプロンプト集で1セット。自分もこれ、やってみようかと思ってる。まだやってないけど。