AI Timesの新着ニュース 2026/05/15
Anthropic、エージェント基盤で企業市場に本格参入
Anthropicがエンタープライズ向けAIエージェント基盤の構築を加速しています。VentureBeat独自の調査によると、企業向けエージェントオーケストレーション市場でMicrosoft Copilot Studioが38.6%、OpenAI Assistants APIが25.7%とリードするなか、Anthropicが2026年2月に0%から5.7%へ初めて参入しました。AI競争の焦点はモデル性能から、エージェントの実行環境・権限管理・監査ログといった制御層(コントロールプレーン)へ移行しつつあります。 続きを読む
ChatGPTが銀行口座と連携、家計管理に進出
OpenAIは2026年5月15日、ChatGPTに個人資産管理機能「Finances」のプレビュー版を公開しました。金融データ接続サービスPlaidを通じて銀行口座や証券口座を連携し、支出分析や将来の資金計画などをChatGPT上で直接相談できるようになります。まず米国のPro会員向けに提供を開始し、フィードバックを経てPlus会員以降へ拡大する計画です。 続きを読む
OpenAI再編、ChatGPTとCodexを統合へ
OpenAIは2026年5月15日、社内メモで大規模な組織再編を発表しました。共同創業者でプレジデントのGreg Brockman氏が製品戦略の全権を正式に掌握し、同社の主力製品であるChatGPTとコーディングエージェントCodexを「単一のエージェントプラットフォーム」に統合する方針を明らかにしました。Brockman氏はメモの中で「エージェントの未来に向けて最大限の集中力で実行する」と述べています。 続きを読む
マルチエージェントAIのトークン消費を75%削減する新手法
イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校とスタンフォード大学の研究チームが、マルチエージェントAIシステムの新フレームワーク「RecursiveMAS」を発表しました。従来のマルチエージェントシステムはエージェント間でテキストを生成・共有して連携しますが、これが遅延やトークンコスト増大の主因となっていました。RecursiveMASはテキストの代わりに埋め込み空間(潜在表現)を直接受け渡すことで、この根本的なボトルネックを解消します。 続きを読む
GoogleがAI検索操作をスパム認定
Googleは2026年5月15日、検索スパムポリシーを更新し、AI OverviewやAI Mode in Searchなど生成AI検索結果の操作を明確にスパム行為として定義しました。従来のスパムポリシーは主に従来型の検索結果を対象としていましたが、AI検索の普及に伴い、対象範囲を拡大した形です。 続きを読む
Intercom改めFin、AIがAIを管理する新製品を公開
カスタマーサポートSaaS大手の旧Intercom(現Fin)は2026年5月15日、サンフランシスコでの発表イベントで新製品Fin Operatorを公開しました。Operatorは顧客対応AIエージェント「Fin」を裏側で管理・最適化するための専用AIエージェントです。同社は2日前に社名をIntercomからFinに変更しており、AI事業への全面転換を鮮明にしています。 続きを読む
GitHub、アクセシビリティ自動修正エージェントを試験導入
GitHubは、Copilotを基盤とした汎用アクセシビリティエージェントの試験運用を進めています。このエージェントはプルリクエストの変更を自動的に評価し、WCAG準拠に関する問題を検出・修正する仕組みです。これまでに3535件のプルリクエストをレビューし、68%の解決率を記録しました。 続きを読む
OpenAI、Siri連携不満でAppleへの法的措置検討
OpenAIが、Appleとの提携におけるChatGPT統合の不備をめぐり、法的措置の検討に入ったことが明らかになりました。Bloombergの報道によると、OpenAIは外部の法律事務所と協力し、近い将来に正式な法的手続きを執行しうる複数の選択肢を精査しています。OpenAIはAppleとの提携で年間数十億ドル規模のサブスクリプション収益を見込んでいましたが、期待を大きく下回る結果となっています。 続きを読む
AIデータセンター急増で米各地の電力危機が深刻化
AIデータセンターの建設ラッシュが米国各地で深刻な電力問題を引き起こしています。ペンシルベニア州では約60件のデータセンター計画が進行中で、電気料金の上昇や大量の水消費、騒音公害、農村部の工業化に対する住民の不満が噴出しています。5月14日に開かれたオンラインタウンホールには約225人が参加し、20人以上が反対意見を表明しました。 続きを読む
Murati氏の新興企業、人間協調型AIモデルを公開
OpenAI元CTOのMira Murati氏が率いるThinking Machines Labは、カメラとマイクを通じて人間と連続的にやり取りする「インタラクションモデル」を今週プレビュー公開しました。同モデルは従来の音声アシスタントとは異なり、発話を書き起こしてからチャットボットに渡す方式ではなく、人間の間合いや割り込み、声調の変化をネイティブに理解する設計です。これにより、話題の転換や発言の補足にリアルタイムで適応できます。 続きを読む
Runway、動画生成から世界モデルへ大転換
AI動画生成スタートアップのRunwayが、動画生成ツールの提供から「世界モデル」の構築へと事業の軸足を移しつつあります。世界モデルとは物理環境をシミュレーションし、現実世界の振る舞いを予測するAIシステムです。共同創業者のGermanidis氏は、言語モデルが人間の記述したテキストから学習するのに対し、世界モデルは観測データから直接学習することで、より偏りのない知能を実現できると主張しています。 続きを読む
AI4モデルにラジオ局を任せた結果、全局が破綻
Andon Labsが、Claude・ChatGPT・Gemini・Grokの4つのAIモデルにそれぞれラジオ局を運営させる実験を行いました。各モデルには「独自のラジオパーソナリティを確立し、利益を出せ」という簡潔な指示だけが与えられ、人間の介入なしで24時間放送を続けさせました。結果は、ビジネス面でも放送内容でも全モデルが予想外の形で破綻しました。 続きを読む
GitHub、バグ報奨金の品質基準を厳格化
GitHubは2026年5月15日、バグバウンティプログラムの提出基準を大幅に引き上げると発表しました。過去1年間でAIツールの普及に伴い報告件数が急増した一方、実際のセキュリティ影響を示さない低品質な報告が大量に寄せられ、トリアージの負荷が深刻化していました。業界では同様の理由でプログラムを閉鎖する企業も出ています。 続きを読む
Anthropic著作権和解15億ドル、裁判所が承認を延期
米連邦地裁のアラセリ・マルティネス=オルギン判事は、AnthropicがAI訓練のために書籍を大規模に利用した著作権侵害訴訟に関する15億ドルの和解案について、最終承認を延期しました。米国史上最大規模の著作権和解とされるこの案件で、複数の著者やクラスメンバーが異議を申し立てていたことが判断の背景にあります。 続きを読む
AI生成論文が査読を圧倒、ArXivは1年間の投稿禁止措置
AI生成の学術論文が急増し、学術出版の査読システムが深刻な危機に直面しています。公開データセットを使い数時間で論文を量産する手法が広まり、投稿数は前年比40〜100%増加。査読者の確保が困難になり、編集者の業務量は限界を超えつつあります。 続きを読む
OSS Mac用AIサーバーOsaurusが注目集める
OsaurusはMac専用のオープンソースLLMサーバーで、ローカルとクラウドの両方のAIモデルを単一インターフェースで切り替えて利用できるのが最大の特徴です。元TeslaおよびNetflixのエンジニアであるTerence Pae氏が共同創業し、デスクトップAIコンパニオン「Dinoki」の開発経験から着想を得ました。ユーザーのファイルやツールをすべて自身のハードウェア上に保持したまま、AIの能力を活用できます。 続きを読む
Musk対Altman裁判結審、AI信頼性が争点に
Musk対Altman裁判が今週結審を迎えました。最終弁論では「AI開発の責任者を信頼できるのか」という根本的な問いが繰り返し取り上げられ、OpenAIのガバナンスと営利転換の是非が改めて問われています。SpaceXが米国史上最大級のIPOに向けて動く中、マスク帝国から次世代の起業家たちが続々と独立しており、テック業界の構造変化が進んでいます。 続きを読む
パーソナライズ健康テック、慢性疾患の壁に直面
ウェアラブルやAIコーチによる「パーソナライズドヘルス」が健康テック業界の次なる聖杯として注目を集めています。各社は個人の生体データに基づく運動・栄養・サプリメントの最適提案を目指していますが、慢性疾患を抱える人々にとっては現状のアルゴリズムが大きな限界を露呈しています。The Vergeのレビュアーが自身の経験を通じ、その理想と現実のギャップを指摘しました。 続きを読む
Google、6か国でAI教育政策ラボを開催
Googleは6か国でAI Policy & Guidance Labsを開催し、教育現場へのAI導入を政策面から支援する取り組みを本格化させました。ブラジル、インド、マレーシア、メキシコ、スペイン、スウェーデンの教育政策専門家と教育リーダーが参加し、各組織固有の課題に合わせた12か月間の実装ロードマップを策定しました。 続きを読む