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May 15, 2026

AI Timesの新着ニュース 2026/05/14

Claude Code、完了判定を独立モデルに分離

Anthropicは、AIコーディングツール「Claude Code」に、エージェントの作業完了を独立して判定する評価モデルを組み込んだ新機能「/goals」を追加しました。企業のAIエージェント運用では、モデルの能力不足ではなく、エージェントが作業途中で「完了」と判断してしまう早期離脱が深刻な問題となっています。コード移行パイプラインが正常終了したように見えて、実は未コンパイルの部分が残っていた、という事例が典型です。 続きを読む

AIエージェントの認可に深刻な穴、Ciscoが警鐘

CiscoのAnthony Grieco SVP兼最高セキュリティ責任者は、RSAC 2026の独占インタビューで、企業環境においてAIエージェントの認可(Authorization)に深刻なギャップが存在すると警告しました。エージェントの本人確認(認証)は通過するものの、アクセスすべきでないデータに触れたり、許可されていない操作を実行するインシデントが頻発しているといいます。Ciscoの「State of AI Security 2026」レポートによれば、83%の組織がエージェント機能の導入を計画する一方、セキュリティ対策の準備ができていると回答したのはわずか29%でした。 続きを読む

Microsoft、Claude Code廃止しCopilot CLIへ一本化

Microsoftが社内開発者向けに提供してきたAnthropicのAIコーディングツール「Claude Code」のライセンスを撤回し、自社の「GitHub Copilot CLI」へ一本化する方針を打ち出しました。Experiences + Devices部門では2026年6月末までにClaude Codeの利用を終了するよう通達されています。エージェント型コマンドラインツールの集約が表向きの理由ですが、会計年度末のコスト削減という財務面の狙いもあるとされています。 続きを読む

Anthropicが米中AI競争の政策提言を公開、2028年の2つのシナリオ提示

Anthropicは2026年5月14日、米中間のAI覇権競争に関する政策提言ペーパーを公開しました。同社はAI開発の鍵を握るのは高性能半導体へのアクセス、すなわち計算資源であると位置づけ、2028年時点で起こりうる2つのシナリオを描いています。民主主義国がリードを維持できるか、それとも中国共産党が追いつくか。その分岐は今年の政策判断にかかっていると訴えています。 続きを読む

Cerebras上場初日に株価2倍、時価総額1000億ドル突破

AIチップメーカーのCerebras Systemsが2026年5月14日にNasdaqに上場し、公開価格185ドルに対して初値385ドルと108%の急騰を記録しました。調達額は55億ドルで、2019年のUber以来最大の米テックIPOとなります。完全希薄化ベースの時価総額は1000億ドルを突破し、世界有数の半導体企業の仲間入りを果たしました。 続きを読む

OpenAIがAppleに法的措置を検討、ChatGPT統合の不履行で

OpenAIがAppleに対し法的措置の検討に入ったことが、Bloombergの報道で明らかになりました。2024年6月のWWDC(世界開発者会議)で発表されたChatGPTとiPhoneの統合は、SiriやVisual Intelligence機能を通じてOpenAIに膨大な新規有料会員をもたらすと期待されていました。しかし実際には統合機能がユーザーの目に触れにくい形で実装され、収益は当初の予測を大幅に下回っています。 続きを読む

Applied Materials、半導体R&Dに50億ドル投じEPICセンター開設へ

Applied Materialsは2026年中の開設を目指し、約50億ドルを投じた半導体R&D拠点「EPICセンター」の構想を発表しました。これはアメリカ史上最大規模の半導体製造装置R&D投資であり、AI時代に求められるエネルギー効率の高いチップ開発を加速させる狙いがあります。 続きを読む

AIが「自分専用アプリ」時代を切り開く

AIコーディングツールの進化により、プログラミング経験のない一般ユーザーが自分だけのソフトウェアを作る「パーソナルソフトウェア革命」が始まっています。The Vergeの記者David Pierce氏が、自身の体験と多数の開発者・ユーザーへの取材を通じて、この新潮流の全体像を描きました。2025年末のAnthropic Claude Codeのアップデートを転機に、月額20ドルとアイデアさえあれば機能するソフトウェアを構築できる時代が到来したのです。 続きを読む

Hugging Face、LLM推論を22%高速化する非同期バッチ処理を公開

Hugging Faceは2026年5月14日、LLM推論における連続バッチ処理(Continuous Batching)を非同期化し、生成速度を22%向上させる手法を技術ブログで公開しました。従来の同期方式ではCPUとGPUが交互に稼働するため、GPU待機時間が全体の約24%に達していたことが問題の背景です。 続きを読む

OpenAI Codexがモバイル対応、スマホからコード開発を遠隔操作

OpenAIは2026年5月14日、コーディングエージェント「Codex」をChatGPTモバイルアプリに統合したと発表しました。iOS・Androidの両プラットフォームに対応し、無料プランを含む全プランのユーザーがプレビュー版を利用できます。ユーザーはスマートフォンから、PCやリモート環境で稼働中のCodexに対してタスクの指示、出力の確認、コマンドの承認などを行えるようになります。 続きを読む

AI医療記録が情報を捏造、オンタリオ州監査で全20社に問題

カナダ・オンタリオ州の監査総監が、州政府が推奨するAI医療スクライブ(診察内容の自動要約ツール)全20社を対象に精度検証を実施しました。2件の模擬診察の文字起こしテストを行った結果、全社が正確性または網羅性に問題を抱えていることが判明しました。多忙な医師の負担を軽減する目的で急速に普及が進むAIスクライブですが、その信頼性に重大な疑問が突きつけられた形です。 続きを読む

IBMが97Mパラメータで最高精度の多言語埋め込みモデルを公開

IBMは2026年5月14日、オープンソースの多言語埋め込みモデル「Granite Embedding Multilingual R2」を発表しました。97Mパラメータのコンパクトモデルと311Mパラメータのフルサイズモデルの2種類で、いずれもApache 2.0ライセンスのもと、200以上の言語と9種類のプログラミング言語に対応します。 続きを読む

業務AIアプリがそのまま学習基盤に、ML人材不要の独自モデル構築

サンフランシスコのEmpromptu AIが、企業向けカスタムAIモデル構築プラットフォーム「Alchemy Models」を発表しました。企業が運用中のAIアプリケーションから生まれる出力データを自動で収集し、社内の専門家が修正・検証した結果をそのまま学習データとして活用します。別途データセットを用意する必要がなく、ML専門チームなしでドメイン特化モデルを構築できる点が最大の特徴です。 続きを読む

Meta社内が反乱状態、AI訓練用の従業員監視に抗議拡大

Metaが全米の従業員のノートPCにキーストロークやマウス操作を記録する監視ソフト「Model Capability Initiative(MCI)」の導入を開始し、社内で大規模な抗議運動が起きています。このツールはAIエージェントの訓練データ収集を目的としており、オプトアウトは不可能です。あるエンジニアが投稿した抗議文は約2万人の同僚に閲覧され、複数のオフィスではビラが掲示されるなど、組織的な反発が広がっています。 続きを読む

AI研究者Richard Socher、自己改善型AI企業を6.5億ドルで創業

AI研究者のRichard Socher氏が、サンフランシスコを拠点とする新スタートアップRecursive Superintelligenceを設立し、2026年5月14日にステルスモードから姿を現しました。同社は6億5000万ドルの資金調達を完了しています。Socher氏はチャットボットスタートアップYou.comの創業者であり、画像認識研究のImageNetでも知られる人物です。 続きを読む

Anthropicとゲイツ財団が2億ドルのAI活用提携

Anthropicは2026年5月14日、ビル&メリンダ・ゲイツ財団と総額2億ドル規模のパートナーシップを発表しました。助成金、Claudeの利用クレジット、技術支援を組み合わせ、グローバルヘルス、ライフサイエンス、教育、経済的流動性の4分野で今後4年間にわたりプログラムを展開します。市場原理だけではAIの恩恵が届かない領域に対し、意図的に投資を行う姿勢を示しています。 続きを読む

Ciscoが約4000人削減、AI投資へ原資捻出

ネットワーク機器大手のCiscoは2026年5月14日、全従業員の約5%にあたる約4000人の人員削減を発表しました。同社はこの決定について、AIとサイバーセキュリティへの投資を加速するための「コスト構造の変革」と説明しています。皮肉なことに、この発表は同社が過去最高の四半期売上と市場予想を上回る利益を報告したのと同じ日に行われました。 続きを読む

GitHub Issues、表示速度を最大8倍に高速化

GitHubは2026年5月14日、Issues画面のナビゲーション性能を抜本的に改善したことをエンジニアリングブログで発表しました。開発者がイシューの一覧と詳細を行き来する際、繰り返しのデータ取得による遅延がフローを阻害していた問題に対し、クライアント側キャッシュとバックグラウンド再検証を組み合わせた「ローカルファースト」アーキテクチャへ移行しています。 続きを読む

AIデータセンターにアメリカ国民の7割超が反対

2026年3月のGallup調査で、アメリカ国民の71%が自分の居住地域でのAIデータセンター建設に反対していることが明らかになりました。賛成はわずか7%にとどまり、反対の強さは原子力発電所の建設反対(ピーク時63%)すら上回っています。反対理由の最多は水資源や電力への影響で、Pew Researchの別調査でも43%がデータセンターを電気代高騰の「主要因」と見ています。 続きを読む

SpaceXAI、合併後に研究者50人超が流出

イーロン・マスク氏が率いるSpaceXAIから、2月の合併以降50人を超える研究者・エンジニアが退職していることが、The Informationの報道で明らかになりました。流出した人材にはコーディング、ワールドモデル、Grok音声部門の主要リーダーが含まれており、ライバル企業のMetaやミラ・ムラティ氏が設立したThinking Machine Labsが受け皿となっています。 続きを読む

OpenAI、会話の文脈を跨ぐ安全機能を強化

OpenAIは2026年5月14日、ChatGPTが複数回の会話にまたがって文脈を把握し、危険な兆候に適切に対応するための安全機能アップデートを発表しました。単一メッセージでは無害に見える要求でも、過去の会話で示された苦痛や有害な意図の兆候と組み合わせると意味が変わる場合があります。この課題に対処するため、同社は「安全サマリー」という仕組みを導入しました。 続きを読む

トランプ大統領、テック大物を従え習近平との首脳会談へ

トランプ大統領が習近平国家主席との首脳会談のため北京を訪問します。約10年ぶりとなるこの対中公式訪問には、AppleのTim Cook、NVIDIAのJensen Huang、Tesla/SpaceXのElon Musk、BlackRockのLarry Finkといったテック・金融界の大物が随行。当初リストから外れていたHuangはアンカレッジでエアフォースワンの給油中に合流するという異例の経緯をたどりました。 続きを読む

Wirestock、AIモデル学習用データ供給事業で2300万ドル調達

クリエイター向けデータプラットフォームのWirestockが、シリーズAラウンドで2300万ドル(約34億円)を調達しました。リードインベスターはNava Venturesで、シェリル・サンドバーグが共同設立したSBVPやFormula VC、I2BF Venturesも参加しています。同社はこの資金でAIラボ向けマルチモーダルデータ供給事業を拡大します。 続きを読む

Bench崩壊の創業者に再びKhoslaが1000万ドル出資

2024年に突然の事業停止で数千社の顧客を混乱に陥れた会計スタートアップBench Accounting。その創業者Ian Crosbyが新会社Syntheticを立ち上げ、Khosla Ventures主導で1000万ドルのシード資金を調達しました。Basis Set VenturesやShopify CEOのTobias Lütkeも出資に参加しています。 続きを読む

マスク対Altman裁判で「ジャッカス」トロフィーが法廷に登場

マスク対Altman裁判で、異例の証拠品が法廷の話題をさらいました。2026年5月13日の公判で、Altman側の弁護団がリトルリーグのトロフィーのような物体を提出しました。その刻印には「Never stop being a jackass(ジャッカスであり続けろ)」と記されていました。これはOpenAIのAI安全研究者Josh Achiam氏に同僚が贈ったものです。 続きを読む

Subnautica 2がGeForce NOWで発売同日配信

NVIDIAは2026年5月14日、クラウドゲーミングサービスGeForce NOWに『Subnautica 2』を発売同日から追加したと発表しました。同作はSteam、Epic Games Store、Xboxで早期アクセスとして配信開始されたオープンワールド海洋サバイバルゲームで、クラウド経由であらゆるデバイスからプレイ可能になります。 続きを読む

AI偽画像が時計コラボの期待を暴走させ中国勢が即応

Swatchと高級時計ブランドAudemars Piguetが5月8日に予告したコラボ「Royal Pop」をめぐり、発表前の1週間でAI生成による偽の腕時計画像がInstagramを席巻しました。鮮やかなカラーのプラスチック製ロイヤルオーク風腕時計の画像は極めて精巧で、多くのファンが公式リーク写真と信じ込み、色選びや価格予想で盛り上がりました。しかし5月13日に公開された実際の製品は、腕時計ではなく懐中時計だったのです。 続きを読む

Z世代が「真実」の新しい捉え方を切り開く

Z世代が真実との向き合い方を根本から変えつつあると、Wiredが書籍抜粋記事で報じました。スマートフォンとアルゴリズム駆動のSNSとともに育った彼らは、制度的な情報検証システムではなく、仲間同士の対話と感情的共鳴を通じて情報の真偽を判断する独自の方法を発達させています。2023年のGoogle研究では、この行動様式を「情報感性」と名付けました。 続きを読む

GoogleとEs Devlin、AI肖像画で全英参加型アート実現

英国を代表する舞台美術家Es DevlinとGoogle Arts & Cultureは2026年5月14日、ロンドンの国立肖像画美術館(National Portrait Gallery)で参加型AIアート作品「A National Portrait」を公開しました。英国在住の18歳以上であれば誰でもスマートフォンで自撮りを送信でき、AIがDevlin独自の木炭・チョーク画のスタイルでアニメーション付きデジタル肖像画を生成します。 続きを読む

Claude Code利用量の物理ダッシュボードが開発者に人気

アイスランドのソフトウェア開発者Hermann Haraldsson氏が、Claude Codeの利用統計をリアルタイムで表示する小型ハードウェアダッシュボード「Clawdmeter」をオープンソースで公開しました。Waveshare製のESP32-S3搭載AMOLEDディスプレイとリチウムイオンバッテリーで構成され、Bluetooth経由でノートPCと接続してトークン使用量を物理デバイスで可視化します。 続きを読む

グラフェン「タトゥー」で植物が水分センサーに

テキサス大学オースティン校の研究チームが、植物の葉に直接貼り付けられるグラフェン製センサーを開発しました。このセンサーは葉の水分量をリアルタイムで測定でき、農業や森林管理での活用が期待されています。研究成果は2026年2月に学術誌Nano Lettersに掲載されました。 続きを読む

MIT出身の2名が2026年Knight-Hennessy奨学生に選出

Knight-Hennessy奨学金は、スタンフォード大学の大学院課程を最大3年間支援する高競争率の奨学金プログラムです。9年目を迎える2026年度に、MITからSunshine Jiang氏とRupert Li氏の2名が選出されました。両名ともMITで複数の専攻を修了した優秀な研究者であり、AI・数学それぞれの分野で注目される業績を持っています。 続きを読む

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