AI Timesの新着ニュース 2026/07/15
Suno流出データでYouTube等の楽曲無断収集が判明
AI作曲サービスを手がけるSunoが、2025年11月のハッキング被害で流出したデータにより、YouTube MusicやDeezer、Geniusなどから楽曲を大量に無断収集していた疑いが明らかになりました。米メディア404 Mediaが2026年7月15日に報じたもので、これまで非公開だった学習データの実態が初めて外部に露呈した形です。 続きを読む
Hume、音声AIの人間らしさ測る新指標を公開
音声AI基盤企業のHumeは7月15日、音声対話の人間らしさを測る新ベンチマークReal World VoiceEQを公開しました。従来指標が単語誤り率や遅延に偏り飽和状態に近づく中、声のトーンや感情、話者の同一性など文字起こしでは捉えられない音響情報を扱えるかを評価する狙いです。40超の商用・オープンソースモデルを対象に、15以上の評価軸と60超の指標で測定します。 続きを読む
ムラティ氏の新興AI、初のオープンモデルInklingを公開
元OpenAI最高技術責任者のMira Murati氏が率いるThinking Machinesは7月15日、同社初となる基盤モデルInklingを公開しました。誰でも重みをダウンロードして改変できるオープンウェイト方式で、商用利用に寛容なApache 2.0ライセンスを採用しています。企業が自社データで調整して使うことを前提に据え、大手が売る画一的なモデルへの対抗軸を打ち出しました。 続きを読む
OpenAIがGPT-Redで自己改善型の安全性強化
OpenAIは2026年7月15日、モデルの脆弱性を自動で探索する安全性向けレッドチームAI「GPT-Red」を発表しました。同社は最大級の学習規模に匹敵する計算資源を安全性のためだけに投じ、GPT-Redが生成した攻撃を最新モデルGPT-5.6 Solの訓練に組み込むことで、プロンプト注入への耐性を大幅に高めたとしています。人手に頼るレッドチームの限界を、AI自身による自己改善で突破する狙いです。 続きを読む
Meta幹部、AIエージェント基盤の再構築に20カ月
米Meta(メタ)でデータ基盤を統括するエンジニアリング担当VP、バラク・ヤグール氏は2026年7月、カンファレンス「VB Transform 2026」で講演し、企業のITインフラは人間向けに設計されておりAIエージェント時代には対応できていないと警告しました。同社のデータシステムに届くエージェントからの問い合わせは半期で30倍に急増し、20年かけて築いた前提が崩れ始めているといいます。 続きを読む
Apple、中国でAI解禁 Alibaba製Qwen統合
米AppleのAI機能「Apple Intelligence」が、中国で提供可能になります。ロイターの報道によると、中国のインターネット規制当局である国家インターネット情報弁公室(CAC)が7月15日、AlibabaのAIモデル「Qwen」を組み込む形でAppleのAIサービスを承認しました。対象はiOS、iPadOS、macOS、visionOSと、主要OS全般に及びます。 続きを読む
Ai2、海洋監視AIエージェント構築の教訓を公開
非営利AI研究機関のAi2は7月15日、海洋監視AIエージェント「Shippy」の構築で得た知見を技術ブログで公開しました。Shippyは違法漁業や海上の不審行動を分析官が把握するためのエージェントで、誤答が巡視船の誤誘導につながりかねない高リスク領域で運用されます。開発チームが最重視したのはモデルの性能ではなく、正確さと信頼性を保つシステム設計だと強調しています。 続きを読む
IBMがモデルルーティングを最適化問題と再定義
IBM Researchのチームは2026年7月15日、Hugging Faceのブログで、AIエージェントのモデルルーティングは単純な分類問題ではなく、システム全体の最適化問題だと指摘しました。同社が実運用のエージェント開発で得た知見で、コスト・複雑さ・遅延という3つの次元がルーティングを想定以上に難しくしていると説明します。 続きを読む
Anthropic陣営、15億ドルのAI実装企業Ode始動
米AI大手Anthropicと資産運用大手Blackstoneなどが、企業向けAI実装を担う合弁会社「Ode with Anthropic」を立ち上げました。5月に発表された同社の規模は15億ドルで、Hellman & FriedmanやGoldman Sachsも出資しています。優れたモデルを売るだけでは企業顧客を獲得できないという認識が、最前線のAI研究所に広がっていることを示す動きです。 続きを読む
Microsoftが過去最多570件の脆弱性を修正、AI活用で発見
米Microsoftは7月14日、WindowsやOfficeなど自社製品を対象に過去最多となる570件の脆弱性を修正しました。毎月定例の「パッチチューズデー」での配信で、同社はコードの脆弱性発見にAIを活用したことが件数増加の背景にあると説明しています。 続きを読む
ネットの父サーフ氏、AIエージェントの身元確認標準を支援
インターネットの基盤プロトコルを設計した一人であるヴィント・サーフ氏が、AIエージェントの身元確認を担う新たな取り組みの助言役に就きました。同氏は先週20年勤めたGoogleを退社したばかりで、DNS登録会社Identity Digitalの子会社Innovation Labsを支援します。狙いは、AIエージェント同士が自らを名乗り、責任を追えるオープンな仕組みを築くことにあります。 続きを読む
AIチャットボット導入で顧客対応の不満拡大
米メディアWIREDの記者が、約2,000ドルで購入したeバイクが配送中に紛失し、返金を求めてFedExや銀行、警察に問い合わせた際、いずれもAIチャットボットに阻まれ人間の担当者にたどり着けなかった体験を報告しました。荷物は身に覚えのない人物の署名で受領済みとされ、3か月が経った今も問題は解決せず、記者は約1,700ドルを取り戻せていません。 続きを読む
Cohere幹部、AI主権はスタック全体の制御が必要
カナダの企業向けAI新興Cohereで製品エンジニアリング担当VPを務めるラシャッド・アラオ氏は今週、米メンロパークで開催された生成AIエージェントの主要会議「VB Transform 2026」で講演しました。同氏は、企業のAI主権とはオープンモデルを落としたり社内ファイアウォールの内側でアプリを動かしたりする以上のものだと主張し、機密データやインフラ、ベンダー変更の自由を手放さずにエージェントを構築する重要性を訴えました。 続きを読む
MIT、対話前にAIの性格を可視化
MITメディアラボのパット・パタラヌタポーン助教らの研究チームは、利用者が対話を始める前にAIの内面をのぞける新手法「神経透明性」を発表しました。この成果は今週開かれた知的ユーザーインターフェースに関するACM会議で報告されたもので、パーソナライズAIの行動を事前に予測する狙いがあります。数百万人が独自のAIコンパニオンを作る一方、その振る舞いを把握できていない現状に応える試みです。 続きを読む
xAI、Grokで児童性的画像を生成した男性を提訴
米xAIは2026年7月15日、同社のAIチャットボット「Grok」を悪用したとして、米サウスカロライナ州の男性を提訴しました。ロイターの報道によると、xAIは同人物が安全対策を意図的に回避し、非同意の画像を改変して児童性的虐待コンテンツ(CSAM)を生成・配布し、同社ポリシーに違反したと主張しています。 続きを読む
OpenAI初の自社ハード、Codex用の光るキーボード
OpenAIは7月15日、同社初の自社ブランドハードウェアとなる230ドルのキーボード「Codex Micro」を発表しました。キーボード専業のWork Louderと共同開発した限定生産品で、AIコーディング助手Codexのエージェントを手元で監視・操作するための機器です。スマホやデスクトップアプリに代わる「エージェント作業の司令塔」と位置づけられています。 続きを読む
OpenAI、州主導でAI安全の全米基準を提唱
AI開発大手のOpenAIは、米国の州と連邦が連携してフロンティアAIの安全規制を築く「逆連邦主義」という構想を打ち出しました。同社のクリス・レイン最高国際問題責任者が公式ブログで説明したもので、カリフォルニア、ニューヨーク、イリノイの3州が相次いで安全法制を整備し、共通の基準へと収れんしつつあると指摘します。これらを土台に、民主主義の価値観に基づく米国主導の世界的なAI枠組みの構築を目指すとしています。 続きを読む
FaceID共同発明者、AIで脳の健康診断に挑む
Apple の FaceID を共同開発した技術者ジディ・リトウィン氏が、AI で脳の健康を解析するスタートアップ「Hemispheric」を率い、7月15日に5200万ドルの資金調達を発表しました。同社は10万人分の脳データを収集し、手術を必要とせずに脳の電気活動から認知機能を読み解く深層学習モデルを構築しています。米国とイスラエルのベンチャーキャピタルや個人投資家が出資しました。 続きを読む
インドのAI開発Emergentが1.3億ドル調達しユニコーンに
インドのAIコーディング新興企業Emergentは、シリーズCで1億3000万ドルを調達したと明らかにしました。資金調達後の企業価値は15億ドルに達し、わずか半年で評価額を5倍に伸ばしています。同社は非技術者でもアプリを構築できる「エンジニアリングチームを箱に詰めた」ようなプラットフォームを掲げ、起業家や中小企業を主な顧客としています。 続きを読む
OpenAI社員が上司に対抗しAI規制PACへ寄付
OpenAIの現従業員7人と元従業員1人が、フロンティアAI開発企業への規制強化を求める政治資金団体(スーパーPAC)「Guardrails Alliance」に総額21万5000ドル超を寄付していたことが、7月15日の連邦選挙委員会への初回提出を前にWIREDの取材で明らかになりました。同社社長で共同創業者のグレッグ・ブロックマン氏が支援する推進派PAC「Leading the Future」に、社員が自らの資金で対抗する構図が浮かび上がっています。 続きを読む
生成AIがDNA折り紙を自動設計、韓国大が新手法
韓国のソウル大学と漢陽大学の研究チームは、DNA折り紙の設計を自動化する生成AIモデル「Generative SNUPI」を開発しました。犬やモナリザなど任意の形状をDNAで再現でき、その成果は科学誌Nature Communicationsに掲載される予定です。従来は専門知識を要する手作業だった設計を、目標の形を描くだけで済むよう変えます。 続きを読む
SpaceX株、IPO価格まで下落し試験打ち上げへ
宇宙開発企業SpaceXの株価が15日、IPO価格の135ドル付近まで下落しました。同社はイーロン・マスクCEOのもと6月12日に上場し、約860億ドルを調達したばかりです。当日は一時133ドルを割り込み、終値は135.27ドルとなりました。上場直後に200ドル超まで急騰した水準からの大幅な後退です。 続きを読む
乳児の学習効率に最新AIが及ばず新指標で判明
Meta(メタ)やスタンフォード大学、東京大学、フランスの高等師範学校の研究者らは、乳児の視点で世界を理解できるかをAIに問う新テストEgoBabyVLMを公開しました。乳幼児の頭に装着したカメラで撮影した約1000時間の映像をモデルに与え、その世界を説明できるかを判定する試みです。結果として、最先端のモデルはこの雑然とした現実の映像に対して惨敗しました。 続きを読む
GitHub入門、初心者が押さえる必須スキルの道筋を公式解説
GitHubは公式ブログで、コード管理サービスを初めて使う人に向けて、必須スキルを一つの物語としてまとめた入門ガイドを公開しました。バージョン管理の基礎からオープンソースへの貢献までを段階的にたどれる構成で、開発初心者だけでなく、長年ツールの中身を学ばずに開発してきた人も対象としています。 続きを読む
ELIZAの原本コード発見、多彩な人格が判明
世界初のチャットボットとして知られるELIZAの実際のソースコードが、MITの保管庫からこのほど発掘されました。研究者らはMIT出版局から刊行された書籍『Inventing ELIZA』でこのコードを解析し、単純なパターン照合の域を超えた高度なプラットフォームだったと明らかにしています。1960年代半ばに登場した本ソフトは、人と機械の対話のあり方を根本から変えました。 続きを読む
音声AI新興Rime、企業電話対応で2400万ドル調達
サンフランシスコの音声AIスタートアップRimeは7月15日、企業の電話対応を担う音声AIモデルの開発に向け、2400万ドルのシリーズAラウンドを実施したと発表しました。ラウンドはM13ベンチャーズが主導し、Twilio VenturesやUnusual Venturesなど既存投資家も参加。同社は昨年5月にシード資金550万ドルを調達していました。 続きを読む
Whatnot、推薦技術のShaped買収
ライブ配信ショッピングのWhatnotは7月15日、リアルタイム推薦・検索技術を持つ機械学習企業のShapedを買収したと発表しました。刻々と在庫やオークションが変わるライブ商取引で、買い手が最適な商品を見つけられるようにする発見・パーソナライズ機能の強化が狙いです。 続きを読む
SpeechifyがVercelで50万ページ配信しコスト半減
音声AIプラットフォームのSpeechifyは2026年7月、成長基盤をNext.jsとVercelへ全面移行した成果を公開しました。同社は40以上の言語にまたがる50万超の動的ページを6000万人のユーザーへ配信しており、移行によって配信ページ数を40倍、到達する世界の読者を3倍に広げ、コストを50%削減したと説明しています。移行の狙いは、頻繁に変わるコンテンツを高速かつ安全に届ける仕組みの再構築にありました。 続きを読む
Reelful、カメラロールから短尺動画を自動生成
米新興企業Reelfulは2026年7月15日、カメラロールの写真や動画クリップをTikTokやInstagram Reels風の短尺動画へ自動変換するiOSアプリを公開しました。従来の動画編集ツールを複雑で時間がかかると感じる人に向けた設計で、編集作業を自動化する点が特徴です。創業者は元Snapchatの機械学習エンジニア、Kate Deyneka氏です。 続きを読む