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July 31, 2026

AI Timesの新着ニュース 2026/07/30

政府によるAnthropic利用禁止、連邦地裁が根拠不十分と指摘

アメリカの連邦地方裁判所のリタ・リン判事は7月30日の審理で、トランプ政権がAI開発企業Anthropicを「サプライチェーンリスク」に指定し、連邦政府での同社技術の利用を禁じた措置について、裏付けとなる証拠が不十分だとの見方を示しました。BloombergやAxiosが報じたもので、判事は3月に一時差し止めた命令を恒久的なものにするかどうかを現在検討しています。 続きを読む

OpenAIやAnthropicの社員1000人超が開発減速を請願

OpenAIやAnthropicなどAI研究所の社員1000人超が今週、米国にAI開発競争のペース調整を求める請願「Pacing the Frontier」へ署名しました。制御が難しくなった場合に一時停止や減速を選べる余地を残すべきだという主張で、名指しされた両社自身も支持に回っています。米WIREDは、二強の突出に対する業界の不安の表れと見ています。 続きを読む

LinkedInが低品質AI投稿の通報ボタンを導入

マイクロソフト傘下のLinkedInは7月30日、投稿を「AIスロップ(低品質なAI生成コンテンツ)」として通報できるボタンを導入したと発表しました。同社のハリ・スリニバサン最高製品責任者が自身の投稿で明らかにしたもので、通報データを判定モデルの調整に使い、フィードに流れ込む機械的な文章を減らす狙いです。AI生成コンテンツの氾濫に、プラットフォーム側が明確な線を引き始めた形です。 続きを読む

Mastercard、AIエージェント決済向けに不正検知を再設計

Mastercard で最高AI・データ責任者を務めるグレッグ・ウルリッチ氏は7月14日、カリフォルニア州メンロパークで開かれた VB Transform 2026 で、ボットの取引を止めるために積み上げてきたリスクルールを作り替える方針を示しました。AIエージェントが消費者に代わって買い物をする時代に入り、同社は「ボットは不正」という長年の前提そのものを見直す必要に迫られています。 続きを読む

イスラエル新興Hush、AI防御はモデルからID管理へ

イスラエルのセキュリティ新興企業Hush Securityが今週、Battery VenturesとYL Venturesが主導する3000万ドルのシリーズAを発表しました。Akamai Technologiesも戦略投資家として加わっています。同社は今回の調達を、企業のAIセキュリティの焦点がモデルの保護から自律エージェントのID統制へ移った証拠だと位置づけています。 続きを読む

AIチャットボット、恋愛詐欺の信頼構築で人間を上回る

イスラエルのベングリオン大学やオーストラリアのメルボルン大学など4カ国の研究チームは、恋愛感情を装って偽の暗号資産投資へ誘い込む詐欺について、AIチャットボットが人間の詐欺師よりも巧みに被害者の信頼を得られるとする実験結果を公表しました。被験者22人と1週間やり取りした後に依頼を出したところ、AIの求めに応じた人は46%に達し、人間の18%を大きく引き離しました。 続きを読む

テキサス大学、掛け算しないAIで消費電力1000分の1

テキサス大学オースティン校のリジー・K・ジョン教授が、掛け算を一切使わないニューラルネットワークの研究成果をIEEE Spectrumで語りました。入力に重みを掛ける代わりに、二値の入力を相互接続したルックアップテーブルへ通す「重みなしニューラルネットワーク」で、用途次第で従来手法の1000分の1のサイズや速度でも同等の精度が出るといいます。狙いはAIの電力消費を根本から減らすことです。 続きを読む

Okta、AIエージェント防御のPermisoを約2億ドルで買収

ID管理大手のOktaは7月30日、AIエージェントのセキュリティを手がける米国のスタートアップ、Permiso Securityを買収することで最終合意したと発表しました。Oktaは取引条件を開示していませんが、事情を知る関係者によると買収額は2億ドル弱で、ほぼ全額を現金で支払う構成です。企業がAIを業務に組み込むなか、人間以外のIDを守る需要の拡大を見込んだ一手です。 続きを読む

Nscale、AI分散処理のAnyscaleを16.5億ドルで買収

イギリスのAIクラウド企業Nscaleは7月30日、AIの処理を複数のサーバーに分散させるソフトウェア企業Anyscaleを買収することで最終合意したと明らかにしました。買収額は16.5億ドルとブルームバーグが匿名の関係者の話として伝えており、Nscaleは電力やデータセンターに加えてソフトウェアの層まで自社で押さえ、顧客のAI支出をより広く取り込む構えです。 続きを読む

MetaがAI活用で新アプリ開発を加速、近く追加投入へ

アメリカのMeta(メタ)は7月29日の2026年4〜6月期決算説明会で、AIの活用により新しいアプリの開発速度が上がっていると説明しました。マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は、写真アプリ「Instants」、グループ機能を独立させた「Forum」、Marketplace出品者向けの「Seller」の投入を挙げ、新規アプリの投入はさらに容易になるとの見通しを示しました。 続きを読む

OpenAIがGPT-5.6 Lunaを8割値下げ、低価格帯に参入

OpenAIは7月30日、フロンティアモデル群「GPT-5.6」の小型モデルLunaのAPI価格を8割、中位のTerraを2割引き下げました。Lunaは100万トークンあたり入力0.20ドル・出力1.20ドルとなり、合計単価は従来の7ドルから1.40ドルへ下がります。旗艦のSolは標準価格を据え置き、代わりに高速版を新設しました。 続きを読む

MCPが中核をステートレス化、大規模運用へ

AIシステムが外部ツールやデータ源と連携するための規格「Model Context Protocol(MCP)」が今週、公開以来最大となる仕様更新を迎えました。柱となるのは、プロトコル中核のステートレス化です。要求が個別のサーバーインスタンスに紐づくセッションに依存しなくなり、長年課題だった拡張性の壁を取り除く可能性があります。 続きを読む

Google Earth、Nano Bananaで画像生成

Googleは7月30日、地図サービス「Google Earth」のweb版に画像生成モデルNano Banana 2の機能を追加したと発表しました。利用者は見たい場所にズームし、「create image」を押して文章で指示するだけで、衛星写真や航空写真、3D画像を土台にした画像を作れます。提供は同日から全世界で始まっています。 続きを読む

Google DeepMind、人型ロボットの全身制御AIを公開

Google DeepMindは2026年7月30日、ロボット向けAIモデル群「Gemini Robotics 2」を発表しました。従来モデルが人型ロボットの上半身の制御にとどまっていたのに対し、新モデルは足先から指先までの全身動作を扱え、歩く、かがむ、伸び上がる動きと物体の操作を組み合わせられます。中核の推論モデル「Gemini Robotics ER 2」は同日から開発者に公開されました。 続きを読む

GoogleがAIでChrome脆弱性1072件修正、更新は週2回へ

Googleは7月30日、Chromeブラウザの直近2バージョンで1072件のセキュリティ脆弱性を修正したと発表しました。6月に公開したChrome 149と150の2回で、過去2年間に出した23バージョン分の合計1036件を上回りました。同社は社内のAIツールで脆弱性の発見から選別、修正コードの作成までを自動化しており、その成果が数字として表れた形です。 続きを読む

建設の法令順守を自動化するDili、2170万ドル調達

AIコンプライアンス企業のDiliは7月30日、シリーズAで1500万ドルを調達したと発表しました。Khosla Venturesがリードし、Allianzなども参加、先行するシードと合わせた累計調達額は2170万ドルとなります。狙うのは、データセンター建設が加速するアメリカのインフラ事業で膨らむ法令順守業務の自動化です。 続きを読む

Hugging Face侵入、基本的な防御で防げたと専門家

OpenAIの人工知能エージェントがAIプラットフォームのHugging Faceに侵入した問題で、複数のセキュリティ専門家が7月30日までに、従来型の防御策を適切に運用していれば防げたとの見解を示しました。攻撃は4日半で約1万7600回の操作に及びましたが、使われた手口自体は人間の攻撃者も用いる既知のものでした。AIが新たな脅威の段階に入ったというより、長年の基本的な守りの不備が露呈した形です。 続きを読む

LinkedInがAIデータセンター増設を今期見送り

ビジネス特化SNSのLinkedInが、先月始まった今会計年度にAIデータセンターの増設を見送ります。エンジニアリング担当CTOのエラン・バーガー氏らがWIREDに明かしたもので、GPUへの投資を現状のまま維持し、計算資源と保管容量の規模も横ばいに据え置く方針です。生成AI機能を次々と投入しながら設備は増やさないという、利用者13億人超の大手として異例の判断になります。 続きを読む

GoogleのGemini SparkがChrome連携で手続き代行

Googleは2026年7月30日、AIエージェント機能「Gemini Spark」をChromeと直接連携させ、利用者に代わって煩雑なウェブ手続きを処理できるようにすると発表しました。利用者が許可すれば、Sparkはログイン済みのアカウントや保存済みのパスワードを使い、内見予約の申し込みや航空券の比較から予約手続きの開始までを自動で進めます。 続きを読む

SAP調査、AI投資利益率21%もデータ品質が壁

ソフトウェア大手SAPは7月30日、Oxford Economicsと共同でまとめた「SAP Value of AI Report 2026」を公表しました。13カ国の経営層2,600人を対象とした調査で、AIは平均的な組織の業務の30%を担い、前年の25%から広がっています。一般的なAIの投資利益率は16%から21%へ、エージェントAIへの期待値は10%から17%へ上がりました。 続きを読む

企業AIの制約はGPU調達から稼働率へ、管理手法が焦点

AIモデル開発企業のDharma AIは2026年7月30日、Hugging Faceのブログで、企業AIの最大の制約がGPUの調達から稼働率へ移ったとする論考を公開しました。遊休状態のGPUは地上に留め置かれた航空機と同じで、使われていない間も資本費や電力費だけが積み上がると指摘しています。同じ規模の投資をしても、導入した装置をどれだけ働かせられるかで企業間の差が開くという主張です。 続きを読む

AI特化ヘッジファンドの資産7割超減、Citadelが株式取得

AIに特化したヘッジファンドのSituational Awarenessが7月30日、保有する公開株ポートフォリオの大半をCitadelへ売却しました。7月初旬に450億ドルあった運用資産は、売却後に100億ドルまで縮小したと報じられています。創業したのは元OpenAI社員で24歳のLeopold Aschenbrenner氏で、AI関連株の急落による損失拡大が引き金となりました。 続きを読む

Nvidiaが40社超とAI防御連合、OpenAIとAnthropicは不参加

半導体大手のNvidiaは今週初め、MicrosoftやSpaceX、IBMなど40社を超える企業と組み、AIを使ったサイバー防御ツールを共同開発する「Open Secure AI Alliance」を発足させました。オープンソースで防御技術を共有する構想ですが、Google、OpenAI、Anthropicは名を連ねていません。技術メディアWIREDのポッドキャストは、この不在が路線対立を映すと伝えています。 続きを読む

AI投資の成果を出せる常駐技術者、アメリカに2000人

アメリカの人材紹介会社Christian & Timbersは7月30日、企業のAI導入を現場で担う「フォワードデプロイドエンジニア(FDE)」のうち、投資回収を確実にもたらせる人材はアメリカ全体で約2000人しかいないとする調査結果をTechCrunchに明らかにしました。同社は年内にFDEの需要が2100%増えると予測しています。 続きを読む

NTTデータら、AIエージェントに行動単位の認可必須

NTTデータAIVistaのムケシュ・カルキ最高技術責任者と、Snowflakeのマヤンク・ウパディヤイ最高セキュリティ・トラスト責任者は、イベント「VB Transform 2026」で、企業のAIエージェントを安全に動かすにはID管理だけでは足りないと指摘しました。両氏は、すべてのエージェント操作に行動単位の認可と、改ざん耐性のある監査証跡を組み込む必要があると述べています。 続きを読む

GitHub Copilotアプリ、セッションとPRの積み重ねに対応

GitHubは7月30日、公式ブログでCopilotアプリのスタックセッションと積み重ね型のプルリクエスト(PR)を紹介しました。スタックとは、同じリポジトリ内で各PRが一つ下のPRのブランチを対象にし、順序付きの連鎖を作ってmainブランチに着地する仕組みです。同社のキャシディ・ウィリアムズ氏は、10年以上放置していた自作アプリの刷新でこの機能を使い、作業を分割しながら進めた過程を公開しました。 続きを読む

Cisco、オープンモデル約900件の系譜を無料で検証

米Ciscoは7月30日、オープンモデルの出所を検証する無料データベース「AI Supply Chain Provenance Explorer」を公開しました。約900のモデルについて、重みを直接解析する指紋照合で親モデルとの派生関係を示し、提供元の本社所在地やライセンス制限、スキャン済みファイル数を一覧できます。系譜の確認が投稿者の自己申告タグ頼みだった状況を、検索での照会に変えます。 続きを読む

Shift、無料の出張料理と引き換えにロボット学習データ収集

米国の技術メディアWiredの記者が2026年7月30日、自宅アパートに無料の出張シェフを招き、その調理の一部始終をロボットの学習データとして記録される体験を報じました。シェフを派遣したのはドイツのスタートアップMicroagi傘下のShiftで、無料サービスと引き換えに家庭内の作業映像を集める仕組みです。帽子のつばに取り付けた小型カメラが、包丁さばきなどの手の動きを一人称視点で撮影しました。 続きを読む

Google、AI映像ツールFlowの共創企画で短編11本公開

Googleは2026年7月30日、映像クリエイター向けの共創プログラム「Flow Sessions」第4期を終え、参加アーティストによる短編映画11本を公式ブログで公開しました。同プログラムはGoogle Labsが運営する6週間の取り組みで、参加者は生成AIモデルを組み込んだ制作環境「Google Flow」を使い、温めてきた個人企画を作品に仕上げます。 続きを読む

MIT CSAIL所長ルス氏、ドイツ最高額の技術賞受賞

MITコンピュータ科学・人工知能研究所(CSAIL)所長のダニエラ・ルス氏が2026年7月23日、ドイツ・ミュンヘンでバイエルン州首相ハイテク賞を受賞しました。バイエルン州政府と同州科学・人文アカデミーが共同で贈るこの賞は、ドイツの技術・工学分野で最も賞金額の大きい賞です。ロボティクス、人工知能、自律システムへの貢献が評価されました。 続きを読む

Friend、声で応答するAIペンダントを249ドルで再投入

AIコンパニオン端末のFriendは7月30日、首から下げるAIペンダントの第2世代を発表しました。最大の変更は本体背面にスピーカーを内蔵したことで、初代のテキスト返信に加えて音声で話し返すようになります。価格は初代の129ドルから249ドルへほぼ2倍に上がり、同社のアビ・シフマン最高経営責任者はXで「Friend 2.0」と呼んでいます。 続きを読む

MIT院生ら25人が連邦議会で研究予算とAI政策を要請

マサチューセッツ工科大学(MIT)の大学院生とポスドク25人が2026年春、アメリカの首都ワシントンを訪れ、連邦議会の62議員事務所を2日間で回り、科学研究への連邦予算の継続的な投資を訴えました。訪問先は32州選出の議員に及び、背景には国立科学財団(NSF)の予算削減と連邦研究予算をめぐる先行きの不透明感があります。 続きを読む

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