AI Timesの新着ニュース 2026/07/9
Instagram公開写真、MetaのAIが無断利用可能に
Meta(メタ)は7月7日、写真から新たなAI画像を生成できる機能「Muse Image」を自社アプリで公開しました。公開Instagramアカウントの写真を、他のユーザーがタグ付けするだけでAI生成の素材に使える点が波紋を呼んでいます。米メディアTechCrunchが9日、無効化の手順とともに報じました。 続きを読む
OpenAI、ブラウザAtlasを1年未満で終了
OpenAIは7月9日、AIが利用者の代わりに作業するブラウザ「ChatGPT Atlas」を終了すると発表しました。2025年10月の投入から1年未満での決定で、廃止は8月9日を予定しています。同日発表の新サービス群「ChatGPT Work」の一環として明らかにしました。 続きを読む
MuskがAnthropicを絶賛、遮断しないと明言
イーロン・マスク氏は7月9日、自身のX上でAI開発企業のAnthropicを称賛し、同社をSpaceXのサーバーから締め出すことはないと明言しました。X上の利用者が、競合を弱体化させる狙いでマスク氏がAnthropicを突然サーバーから追い出すのではと指摘したことへの返答です。同氏は「それは私の流儀ではない」と述べ、Anthropicへの評価を一転させました。 続きを読む
MicrosoftがAIで月例更新の修正件数を拡大
Microsoftは7月9日のブログ投稿で、Windowsの月例セキュリティ更新プログラムにAIを本格導入すると発表しました。AIによって潜在的な脆弱性を早期に特定できるようになり、各リリースに含める修正の件数が増える見通しです。いわゆる「パッチチューズデー」の規模が、今後大きくなっていきます。 続きを読む
1X、家庭用ロボNeoの高精度な手を公開
ノルウェー系米国のロボット企業1Xは7月9日、家庭用ロボット「Neo」に搭載する五本指ハンドの詳細を公開しました。腕の腱の動きを再現するアクチュエータを採用し、25自由度という人間の手(27自由度)に迫る可動域を実現しています。カメラとAIが対象物の状況を把握し、複雑な形状の把持や滑りの検知まで担います。 続きを読む
Anthropic、Claude利用を振り返る新機能Reflectを公開
米Anthropicは9日、対話AI「Claude」の利用状況を可視化する新機能「Reflect」を公開しました。過去1カ月・3カ月・半年・1年の各期間で、よく相談したトピックや任せたタスクの種類、利用が集中する時間帯などを一覧できる「振り返りダッシュボード」です。無料版に加えPro、Maxのユーザーがベータで利用でき、メモリ機能の有効化が条件となります。 続きを読む
政府承認を経てOpenAIがGPT-5.6を一般公開
OpenAIは現地時間7月9日、最新の大規模言語モデル群GPT-5.6を一般提供として公開しました。約2週間前、同モデルは政府承認組織のみへの限定公開にとどまっていましたが、トランプ政権の承認を得て一般ユーザーへの展開が可能になりました。サム・アルトマンCEOはこれを「これまでに作った中で最高のモデル」と表現し、同日には新製品ChatGPT Workもあわせて発表しています。 続きを読む
OpenAI、数時間かけ業務を完遂するChatGPT Workを公開
OpenAIは7月9日、業務を自律的にこなすAIエージェントChatGPT Workを発表しました。アプリやファイルを横断して情報を集め、シートやスライド、文書、Webアプリといった成果物を作成し、必要なら数時間にわたり複雑なプロジェクトに取り組み続けます。同時に最新フロンティアモデルGPT-5.6も公開され、多段階の推論やテンプレートに沿った資料作成を支えます。 続きを読む
AI基盤投資、回収に3兆ドル必要との試算
米ベンチャーキャピタル、Sequoiaのパートナーであるデビッド・カーン氏はこのほど、2026年のAI基盤への投資額が1.5兆ドルに達するとの試算を公表しました。チップやデータセンターへの巨額支出を正当化するには、AI業界全体で3兆ドルの収益を稼ぐ必要があると指摘しています。同氏は、メモリ価格の高騰や推論特化型チップの利用増により、この必要額はさらに膨らむ可能性があるとみています。 続きを読む
Nvidia株15%安、メモリ企業に資金集中
米半導体大手エヌビディア(Nvidia)の株価が、2026年5月の最高値から15%下落しました。ブルームバーグによると時価総額は約1兆ドル縮小し、AIブーム前の水準に戻ったとされます。売上高予想は伸び続けているにもかかわらず、予想利益に対する株価はS&P500平均を下回り、投資家はエヌビディアの利益1ドルに対し一般的な米大企業より低い金額しか払っていない状況です。 続きを読む
SAP、AI生成コードの企業実装は基盤整備が課題
SAPのビジネス・テクノロジー・プラットフォーム担当CPO、Michael Ameling氏は2026年7月9日、AIによるコード生成が普及する一方で、それを大企業の本番環境で確実に動かす段階でつまずく企業が多いと指摘しました。同社の調査では、詳細なAI戦略を持つ組織が81%に上るものの、実際にAI主導の実行段階へ到達したのはわずか12〜16%にとどまります。コードを生成することと、それを運用可能にすることは別の問題だという見方です。 続きを読む
AI複数モデル併用、失敗率を2.25倍過小評価
複数のAIモデルを使い分ければ弱点を補い合える。そんな企業の前提が数学的に崩れました。米メディアVentureBeatが2026年7月9日に報じた新研究は、21社67のフロンティアモデルを評価し、企業が多モデル構成の失敗率を実際より約2.25倍も過小評価していると指摘します。論文著者のJosef Chen氏は、全モデルが同じ問いで同時に間違える共失敗の天井という限界を示しました。 続きを読む
Google、コード最適化AlphaEvolveを一般提供
Googleは2026年7月9日、Gemini基盤のAIコード最適化エージェント「AlphaEvolve」を、Google Cloudの全顧客に向けて一般提供すると発表しました。同社のGemini Enterprise Agent Platform上で利用でき、マイクロチップ設計や物流網の経路最適化、医療研究の加速といった複雑な課題の解決を支援します。 続きを読む
企業の69%がAIエージェントの認証情報を共有、リスク露呈
米メディアのVentureBeatは2026年6月、従業員100人超の企業107社を対象にAIエージェントのセキュリティ実態を調査し、69%が複数のエージェント間でAPIキーなどの認証情報を共有していると公表しました。1つのキーを共有すると、侵害された1体が全ワークフローの権限を継承し、誰が何をしたかの追跡も困難になります。 続きを読む
表データ特化AI「NEXUS」をAWSが採用
AIスタートアップのFundamentalは2026年2月、表形式データに特化した基盤モデル「NEXUS」を発表し、2億7500万ドルの資金を得てステルスを脱しました。同モデルは大規模表形式モデル(LTM)と呼ばれ、6月にはAWSがAmazon SageMakerへ組み込むなど採用が広がっています。表計算データを扱えなかった生成AIの弱点を埋める新技術として注目されます。 続きを読む
MetaがコーディングAI「Muse Spark 1.1」公開
米メタは7月9日、エージェント型のコーディングに特化した多機能AIモデル「Muse Spark 1.1」を正式に公開しました。OpenAIやAnthropicが先行するAIコーディング市場への本格参入で、米国の開発者向けに公開APIプレビューとして提供を始めます。多段階の推論や複雑な作業の自動化を強みとし、先行勢との競争に挑みます。 続きを読む
SpaceXとAI2社のIPO、25年分の上場益超え
米調査会社ピッチブックとNVCAが7月8日に公表した四半期報告書によると、SpaceX、Anthropic、OpenAIの新規株式公開(IPO)は、2000年以降の米ベンチャー投資による上場・買収の総額を上回る価値を生むと指摘されました。すでに1.77兆ドルで上場したSpaceXに、数兆ドル規模とされるAI2社が続き、3社合計は4兆ドル超に達する見通しです。 続きを読む
Metaが独自AIチップを9月量産、GPU依存を軽減
米メタ(Meta)は2026年9月から、自社開発のAI専用半導体「MTIA」の最新版の量産を始める見通しです。ロイターが社内メモを基に報じたもので、深刻な部材不足が続くなか、割高なGPUの調達コストを抑える狙いがあります。少なくとも1種類のチップは約6週間で試験工程を通過したとされ、開発は着実に進んでいます。 続きを読む
Ollama、6500万ドル調達 月間890万開発者に
オープンソースのAI開発ツール「Ollama」は7月9日、Theory Venturesが主導するシリーズBで6500万ドルを調達したと明らかにしました。同社の累計調達額は8800万ドルに達します。2023年に登場したOllamaは、開発者が自分のPC上でオープンウェイトのAIモデルを数分で動かせるようにするツールで、いまや月間890万人超の開発者に使われ、Fortune500企業の85%に浸透しています。 続きを読む
AnthropicがClaude Fable 5を従量課金に移行
AI開発企業のAnthropicは、消費者向けの最上位AIモデルClaude Fable 5について、2026年7月12日から追加の従量課金を導入します。月額20〜200ドルのプラン加入者でも、利用量に応じて別途料金を支払う必要があり、フロンティアAI企業が消費者向けモデルに従量課金を課すのは初とされます。背景には、同社が抱える計算資源の制約があります。 続きを読む
OpenAI、NYT著作権訴訟で証拠隠蔽疑惑
米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)などは、OpenAIが自社データを検索できないと偽り、著作権侵害の証拠を隠していたとして、裁判所に制裁を求めました。両社が2023年から争う著作権訴訟で、OpenAIは学習データやChatGPTの会話ログの検索は技術的に困難でプライバシー上の懸念もあると主張してきました。しかし4月の証言で、その主張を覆す内部実態が明らかになったとされます。 続きを読む
AIが税法の欠陥発見、エストニアが行政自動化へ
エストニアで2025年12月、議会が可決した賭博税法の改正に文言ミスが見つかり、オンラインカジノが1年間課税対象から外れて年約2400万ユーロ(約2740万ドル)の税収を失う事態が発覚しました。元デジタル変革担当次官のルーカス・イルベス氏がこの法案をClaudeとGeminiにかけたところ、両AIが即座に矛盾を指摘したといいます。これを機に、同氏は法案の欠陥を自動検出するツールを数時間で開発しました。 続きを読む
GitHubが全リポジトリに所有者を義務付け
GitHubは、社内の主要組織にある1万4000超のリポジトリのうち大半で所有者が不明だった課題を、45日足らずで解消しました。同社はGitHubのカスタムプロパティを使い全アクティブリポジトリに検証済みの所有者を割り当て、使われていない約8000件をアーカイブしたと、2026年7月9日に技術ブログで明らかにしました。背景には、秘密情報の漏洩対応で所有者を特定できず作業が滞る問題がありました。 続きを読む
人型ロボットで遠隔手術、生きた豚で世界初成功
米カリフォルニア大学サンディエゴ校の外科医らは、遠隔操作する人型ロボットを使い、生きた豚の胆のうを摘出する低侵襲手術に成功しました。人間に代わる自律機械ではなく、熟練した外科医がロボットを遠隔で操る人とロボットの協働による世界初の試みです。研究成果は科学誌Natureに掲載され、専門設備を持たない小規模病院での手術支援につながる可能性を示しました。 続きを読む
Google、AI生成広告の開示ラベル導入
Googleは7月9日、広告がAIで作成・編集されたかどうかを利用者に伝える新機能を発表しました。検索やYouTube、Google Discoverに表示される広告の三点メニューや情報アイコンから開ける「My Ad Center」画面に、「この広告の作り方(How this ad was made)」という項目を追加し、AI使用の有無を明示します。生成AIで手軽に広告を作れる一方、実物写真でない合成画像が消費者を誤認させかねない懸念に対応する狙いです。 続きを読む