AI Timesの新着ニュース 2026/06/12
NVIDIAが初の自律型AI性能指標で首位
半導体大手のNVIDIAは2026年6月12日、調査会社Artificial Analysisが公開した業界初の自律型AI向け性能指標「AgentPerf」の初回結果で、自社のBlackwell世代基盤「GB300 NVL72」が首位に立ったと発表しました。同基盤は前世代のH200システムと比べ、消費電力1メガワット当たり最大20倍のAIエージェントを稼働させたとされます。 続きを読む
PixelRAG、画面読みでRAG精度向上・コスト10分の1
米カリフォルニア大学バークレー校やプリンストン大学などの研究チームは2026年6月12日、文書を文字に変換せず画面画像のまま検索する新手法「PixelRAG」を発表しました。従来のRAGはウェブページをテキストに解析してから索引化しますが、この変換工程が誤答の大半を生んでいると同チームは指摘します。 続きを読む
ベゾスのAI新興企業、120億ドル調達
アマゾン創業者のジェフ・ベゾス氏は2026年6月11日、共同で率いる新興企業プロメテウスが追加で120億ドルを調達したと明らかにしました。同社の評価額は410億ドルに達し、ニューヨーク・タイムズやCNBCに対し事業の詳細を語りました。物理的な製品の設計を支援するAIツールの開発を目指す構えです。 続きを読む
NanoClawとJFrog、AIエージェントの悪性コード遮断で提携
オープンソースのAIエージェント基盤「NanoClaw」を手がける NanoCo AI は2026年6月12日、ソフトウェア供給網管理大手の JFrog と提携し、自律型エージェントによる悪性コードのダウンロードを防ぐ新たなセキュリティ統合を発表しました。両社はこれを、AI環境を守る自動化された免疫システムと位置づけています。即日利用可能で、エージェントは JFrog の検証済みレジストリにのみ接続されます。 続きを読む
グーグルが幻覚抑制へ「忠実な不確実性」提唱
グーグルの研究者らは6月12日、大規模言語モデルの幻覚を抑える新概念「忠実な不確実性」を提唱する論文を公開しました。モデルの内部的な確信度と言語表現を一致させ、不確かな場面では「おそらく」といった控えめな推測を返せるようにする手法で、企業のAI実用化を阻む課題への対応を狙います。 続きを読む
Preply、OpenAIで語学指導を個別最適化
オンライン語学学習で世界最大規模のPreplyは2026年6月12日、OpenAIのAPIを活用した新機能「Lesson Insights」の成果を公表しました。180以上の国・地域で10万人超の講師と学習者をつなぐ同社が、1対1の授業を個別最適化された学びへと変える狙いです。 続きを読む
Moonshotの新型コード生成AI、思考トークン3割減
中国のMoonshot AIは2026年6月12日、オープンソースのコード生成モデルKimi K2.7-Codeを公開しました。前モデルK2.6と同じ1兆パラメータの混合エキスパート構成を引き継ぎ、推論時の「考えすぎ」を抑えて思考トークンを30%削減したと説明しています。OpenAI互換APIで導入でき、本番運用中のチームが構成変更なしに置き換えられる点が特徴です。 続きを読む
Googleが中国系詐欺網を提訴、Gemini悪用
Googleは6月12日、中国を拠点とするサイバー犯罪集団Outsider Enterpriseを提訴したと発表しました。同集団はGoogleの生成AI「Gemini」を悪用して銀行や政府機関を装う偽サイトを大量生成し、数十万人から数百万ドル規模の金銭をだまし取ったとされます。GoogleはFBIや通信大手3社と連携し、その犯罪インフラの解体を目指します。 続きを読む
データセンター反対拡大、1300億ドル分が停滞
米国でデータセンター建設への住民反対が2026年に急拡大しています。AI調査会社10a Labsの追跡事業Data Center Watchによると、1月から3月にかけて全米で少なくとも75件、総額約1300億ドル規模の計画が阻止または遅延しました。NBCニュースが報じたもので、2023年の追跡開始以来、四半期として過去最多となります。 続きを読む
SpaceX史上最大の上場、マスク氏が初の1兆ドル長者に
イーロン・マスク氏率いるSpaceXは6月12日、米ナスダック市場に上場しました。1株135ドルで5億5560万株を売り出し、調達額は750億ドルと史上最大の新規株式公開となりました。この価格でも同社の時価総額は1.75兆ドルに達し、米国で6番目に価値の高い上場企業となります。 続きを読む
Mistral、評価額200億ユーロでの調達協議と報道
フランスのAI企業Mistralが、約30億ユーロ(約35億ドル)の資金調達に向けて初期段階の協議に入ったと、Bloombergが6月12日に匿名筋を引用して報じました。この調達が成立すれば、企業評価額は約200億ユーロ(約231億ドル)となり、昨年9月のシリーズCで得た117億ユーロからほぼ倍増する計算です。なぜ今この規模なのか、その背景に欧州の事情があります。 続きを読む
アップルの新Siri、媚びない設計で高評価
アップルが2026年6月に提供を始めた刷新版のAIアシスタントSiriが、初期の利用者から高い評価を得ています。米メディアThe Vergeのポッドキャストは、長年「タイマーすら満足に設定できない」と酷評されてきたSiriが、今回ようやく多くの作業を確実にこなすようになったと伝えました。最先端という派手さはないものの、実際に役立つ点が転換点になり得ると指摘しています。 続きを読む
メタ新AI部隊で士気低下、社員「収容所」と不満
メタの応用AI部隊で社員の士気が著しく低下していると、米誌ワイアードが2026年6月12日に報じました。今週開かれた数千人規模の社内ライブ配信では、ある社員が罵倒の言葉とともに経営陣への抗議を叫び、登壇者が顔を覆う一幕もありました。応用AI部隊は3月に新設され、AI研究を支援する約6500人のエンジニアと製品担当者で構成されています。 続きを読む
AllenAI、開発反復用の評価基盤olmo-evalを公開
米AI研究機関のアレンAIは2026年6月12日、大規模言語モデルの開発反復に特化した評価基盤olmo-evalをオープンソースで公開しました。データや構造、規模を変えるたびに同じ評価を繰り返す開発現場の作業を効率化し、改良が本当に性能を高めたのかを見極める狙いです。 続きを読む
ポケモンGOの位置情報がドローン用AIに転用
拡張現実ゲーム「ポケモンGO」で世界中のプレイヤーが撮影した実世界の画像が、配送ロボットや軍事ドローン向けのナビゲーション技術の開発に使われていたことが、2026年6月12日にArs Technicaの報道で明らかになりました。開発したのは、ゲーム開発元ナイアンティックから2025年5月に分社化したAI企業ナイアンティックスペーシャルです。 続きを読む