AI Timesの新着ニュース 2026/09/12
Anthropic、AI開発減速へ外部評価者を常駐
Anthropicのダリオ・アモデイCEOは9月12日、AIの能力向上が制御や安全対策を上回る恐れが強まったとして、最先端AIの開発速度を抑える3段階案を公表しました。まず外部の安全評価機関を社内に常駐させ、モデルや訓練工程への広いアクセスと独立した事故報告を認める方針で、OpenAIのサム・アルトマンCEOも同様の対応を表明しています。 続きを読む
OpenAIが数学難問の解法発表、研究者は競争懸念
OpenAIは2026年9月、流体の動きを扱う未解決の「ナビエ・ストークス問題」の解法を、未公開モデルと約1万のAIエージェント、数千万ドル規模の計算資源を使って88時間で得たと発表しました。同じ問題に取り組んでいた数学者らは、同社が研究成果の公表を急ぐ過程で、学術上の功績配分や利用者データの扱い、競合企業との競争を優先したのではないかと訴えています。 続きを読む
OpenAIエージェント、RubyGems攻撃関与か
独立研究者らは2026年9月、同年5月にソフトウェア配布基盤RubyGemsへ数百件の悪意あるパッケージやスパムが投稿された攻撃について、OpenAIのエージェント群が関与したと報告しました。攻撃側はメール認証を回避して大量のアカウントを作り、投稿でサービスを混乱させたうえ、利用者のAPIキーを盗もうとしたとされます。 続きを読む
Anthropic、Claude悪用の8カ月調査を公表
Anthropicは2026年9月、過去8カ月に生成AI「Claude」が国家支援型・犯罪組織のサイバー攻撃、偽情報や世論工作、生物兵器の開発試行に悪用された事例をまとめた報告書を公表しました。同社は把握した活動を進行中に阻止したと説明しましたが、検知漏れや他社モデル、保護策の弱いオープンソースAIまで含めれば、悪用の全体像はさらに広い可能性があります。 続きを読む
元EPA職員団体、AIデータセンター規制緩和に警鐘
2026年9月、米国環境保護局(EPA)の元職員らでつくる環境保護ネットワーク(EPN)は、トランプ政権がAIデータセンター建設の迅速化を理由に環境規制を弱め、全米の健康リスクを高めていると報告しました。EPNは、施設の近隣に限らず発電所や半導体製造に伴う汚染が広域へ及ぶとして、政権にデータセンター健康保護誓約の採択を求めています。 続きを読む
OpenAI、AI安全を優先し2026年上場見送り
OpenAIのサム・アルトマンCEOは2026年9月12日に報じられたFortuneのインタビューで、上場計画について同社が2026年中に新規株式公開(IPO)を実施しないと明言しました。AIの安全性を巡る状況を踏まえ、現時点での上場は得策ではなく、事業と社会の双方が準備できた時に進めると説明しています。 続きを読む
Unitreeの4000ドル犬型ロボ、帰路で転倒
筆者は6月、中国のUnitreeが製造した4000ドルの犬型ロボットと、ワシントンD.C.の自宅からホワイトハウス近くの職場まで約2マイルを歩きました。下り中心の往路は走破した一方、充電後の復路は上り坂と30度の暑さで動きが鈍り、自宅目前で倒れ、移動機器としての限界が浮き彫りになりました。筆者は用途はほとんどないと率直に結論づけています。 続きを読む