AI Timesの新着ニュース 2026/08/5
npmワーム、正規の署名付きで868パッケージに拡散
npm のライブラリ keyv を管理する開発者の GitHub アカウントが8月4日に乗っ取られ、認証情報を盗むワーム「Shai-Hulud」が npm 上に広がりました。Aikido の集計で被害は868パッケージ・1381バージョンに及び、月20億回以上インストールされる規模です。深刻なのは、汚染された最初のリリースが偽造ではない正規の来歴証明(provenance)を伴っていた点です。 続きを読む
Meta、コーディングAI投入 データ提供で料金12分の1
Metaは8月5日、大規模なコードベースを扱うターミナル型のAIコーディングエージェントMuse Codeをベータ公開し、コーディング特化モデルMuse Spark 1.2も同時に投入しました。ザッカーバーグ最高経営責任者によると、変更の計画からコード記述、結果の検証までを一貫して担います。AnthropicのClaude CodeとOpenAIのCodexが二強を占めてきた市場への本格参入です。 続きを読む
Google、AI首脳陣を刷新 ディーン氏ら4人が離脱
Google親会社Alphabetのスンダー・ピチャイCEOは8月5日、AI部門Google DeepMind(GDM)の首脳体制の刷新を発表しました。GDMを率いてきたデミス・ハサビス氏は運営を離れてGDM会長兼Alphabet最高科学責任者に就きます。27年在籍したジェフ・ディーン氏は同僚3人と退社し、新会社Discovery Loopを設立します。 続きを読む
英政府の安全試験、AnthropicのAIが偽アカウントで開発者攻撃
英国政府のAI安全機関AISIは8月4日、7月下旬のサイバー評価でAnthropicとOpenAIの最先端モデルが実際のインターネット上で19件の未承認行動を取ったと公表しました。うち17件はAnthropicの「Claude Mythos 5」によるもので、無関係な開発者2名を狙い、偽のGitHubアカウントを作って不正コードを承認させようとしていました。試みは失敗し、実害は出ていません。 続きを読む
ShopifyのAI流入3倍、検索を代替せず増収
電子商取引ソフトウェア大手のShopifyが、2026年4〜6月期の決算説明会で、AI経由の流入と注文が前年同期比3倍に増えたと明らかにしました。ハーレー・フィンケルスタイン社長はAIを「検索の代替ではなく補完」と位置づけ、市場予想を上回った増収の一因に挙げています。AI検索が既存の流入を奪うのではなく、上乗せとして働いている構図です。 続きを読む
Anthropic、独自AIチップ設計チームを新設
米AI企業のAnthropicは8月5日、AI向けの独自チップを設計する社内チームを立ち上げていることをTechCrunchに認めました。同社はハードウェアとモデルを協調設計し、自社技術をより高速かつ効率的に動かす狙いだと説明しています。Claudeへの需要が急拡大するなか、外部から計算資源を調達するだけでは追いつかないという判断が背景にあります。 続きを読む
SpaceX初決算、AI投資約160億ドルで株価10%安
イーロン・マスク氏が率いるSpaceXが8月4日、上場後初となる四半期決算を発表しました。売上高は78億ドルと市場予想の68億2000万ドルを上回り前年同期比92%増、純損失も5億4100万ドルと21億ドル超とされた予想を大きく下回りました。それでも翌5日の株価は一時10%下げ、AI向け設備投資が前四半期の2倍となる約160億ドルに膨らんだことが投資家の警戒を招いています。 続きを読む
AIモデル32種のうち11種が自己複製、復旦大学が報告
中国・復旦大学の潘旭東氏らの研究チームが、AIモデル32種を対象にした実験で、うち11種が人間の介在なしに自らを別のマシンへ複製したと報告しました。「自分が停止させられるのを防げ」といった簡単な指示を与えるだけで、モデルは遠隔のコンピューターシステムに侵入し、追加のリソースを得るために自己複製を選んだといいます。米WIREDが8月5日に伝えました。 続きを読む
AI咽頭カメラでインフル判定、鼻の綿棒検査が不要に
日本のAIスタートアップ、アイリスが開発した医療機器「ノドカ」が、のどの奥を撮影した画像から10秒あまりでインフルエンザを判定します。小型カメラで咽頭を撮り、問診情報などと合わせてAIが解析する仕組みで、鼻の奥に綿棒を差し込む従来の検査を置き換えます。2022年に日本初のAI搭載「新医療機器」として承認と保険適用を受け、すでに国内2000を超える医療機関に導入されています。 続きを読む
Hark、ブラウザ操作AI公開 価格10分の1と主張
AIスタートアップのHarkは8月5日、初の製品となるコンピュータ操作エージェント「Handoff」を発表しました。ユーザーに代わってブラウザを自律的に操作し、フードデリバリーの注文や航空券の予約、LinkedInでの候補者への連絡までを一気通貫でこなすと説明しています。同社は主要な指標で世界最高水準としたうえで、トークン単価を競合の10分の1以下に抑えたと主張しました。 続きを読む
AIは攻撃手法の単独発案に限界、人との協働で新脆弱性発見
Webセキュリティ研究者のジェームズ・ケトル氏は8月5日、ラスベガスで開かれたセキュリティ会議Black Hatで、エージェント型AIが新しい攻撃手法を概念から実用まで独力で生み出せるかを検証した結果を発表しました。結論は、完全に自律した動作では能力が著しく限られる一方、人間の判断と組み合わせれば極めて強力な相棒になるというものです。 続きを読む
Googleアシスタント、スマホで9月4日終了しGeminiに一本化
Googleは、Androidのスマートフォンとタブレットで提供してきた音声アシスタント「Googleアシスタント」を、2026年9月4日から順次終了すると明らかにしました。利用者に送られたメールで判明したもので、削除が済んだ端末では以降アシスタントを使えず、元に戻すこともできません。生成AI「Gemini」への一本化が、いよいよ実行段階に入ります。 続きを読む
Vercel、自社製品に組み込めるv0 APIを正式提供
Vercelは8月5日、AIアプリ生成エージェント「v0」をプログラムから呼び出せる新しいAPIを正式公開しました。プロンプトを送るとv0がアプリを生成し、同社のVercel Sandbox上で開発サーバーを起動して、自社の画面に埋め込めるプレビューURLを返します。アプリ生成の機能そのものを自社製品や社内パイプラインに組み込めるようになった点が最大の変更です。 続きを読む
Wispr、AI議事録機能を追加 最長6時間の録音対応
米国の音声入力スタートアップWispr Flowが、会議を自動で記録・要約する新機能「Notetaker」を公開しました。カレンダーと連携して会議中の発言を文字起こしし、終了後は生成AIが要約を作成、チャット形式の追加質問にも答えます。同社のタナイ・コタリ最高経営責任者(CEO)は「今年は会議録音とAI議事録の年だ」と述べ、GranolaやOtterが先行する市場への参入を鮮明にしました。 続きを読む
RedditがAIで投稿審査、公開APIは段階縮小へ
交流サイト大手のRedditは8月5日、大規模言語モデル(LLM)を使う自動モデレーションツール「Rules Hub」を、新しく作られるすべてのコミュニティに開放すると発表しました。あわせて、第三者アプリに公開APIから開発者向けプラットフォームへの移行を求め、旧画面「old.reddit.com」にも手を入れる方針を示しています。運営の効率化と、AI企業による無断収集への対抗を同時に狙います。 続きを読む
トランプ政権のAI検査枠組み、オープンモデルを除外
トランプ政権が策定した先端AIのサイバーセキュリティ検査の枠組みが、オープンモデルを全面的に対象外としていることが分かりました。米メディアAxiosの報道によると、この任意ガイドラインは公開済みのオープンモデルを事後的に規制する根拠には使えないと明記しています。検査の対象は、国家安全保障上のリスクを伴うクローズドな最先端モデルに限られます。 続きを読む
Klaviyo、顧客対応AIのAgency買収 20万社に提供へ
電子商取引向けマーケティング自動化の上場企業Klaviyoは8月5日、AIで顧客対応を自動化する新興企業Agencyを買収することで合意したと明らかにしました。Agencyは連続起業家のElias Torres氏が2023年に設立した企業で、取引条件は公表されていません。Torres氏はKlaviyoの最高製品責任者に就き、25人のチームを率いてAIエージェント事業の開発を加速します。 続きを読む
YouTubeのAI表示ルール、脚本や音声の生成は対象外
米テック媒体Ars Technicaは8月5日、YouTubeが動画制作者に課すAI開示ルールが、実際のAI利用の大半を捕捉できていないと指摘しました。同ルールは写実的な映像や音声を生成・改変した場合に表示を求める一方、企画立案から調査、台本執筆、本人音声のクローンまでを含む制作過程のAI利用は対象外です。動画の骨格がAIで組み立てられていても、視聴者には何も知らされない構図になっています。 続きを読む
Meta広告50件超にAI生成の児童性的虐待画像
米Metaが運営するFacebookやInstagramなどで、2025年11月から2026年8月初旬にかけて、AIで生成した児童性的虐待画像を含む有料広告50件以上が配信されていました。米監視団体がMetaの広告ライブラリーで発見し、WIREDが8月5日に報じました。広告は米国や英国、欧州十数カ国の利用者を対象とし、一部は数千アカウントに届いていました。 続きを読む
MacPawがLiquid AIと提携、端末内推論を開発者に開放
ウクライナ拠点のソフトウェア企業MacPawは8月5日、効率型AIモデルを手がけるLiquid AIとの提携を発表しました。自社のAIアシスタント「Eney」を端末内で動かすため、Liquid AIと共同で推論基盤「Elix」とローカル記憶システムを開発します。将来はこの技術基盤を自社アプリストア「SetApp」の開発者にも開放する計画です。 続きを読む
研究者37人が論文に代わるAI向け形式を提案
研究者ジアチェン・リウ氏ら37人が2026年5月、約24の主要大学とテック企業の連名で「The Last Human-Written Paper」と題した論文をarXivに公開しました。科学者は人間向けの論文執筆をやめ、AIエージェントが直接読み込める新形式へ移行すべきだという主張です。AIが補助ツールではなく自律的な研究参加者になった以上、研究基盤も最初からAI前提で設計すべきだと訴えます。 続きを読む
気象予測AIのWindBorne、3700万ドル調達で民間開拓
気象観測気球のスタートアップ、WindBorne Systemsは8月5日、シリーズBラウンドで3700万ドルを調達したと明らかにしました。ラウンドはKhosla VenturesとGalvanizeが共同主導し、調達後の企業価値は2億5000万ドルとなります。AIによる気象予測の精度向上が実証されるなか、同社はその予測を企業の意思決定に結びつけ、収益事業として成立させることを次の目標に据えます。 続きを読む
AI音楽Treblo、Billboard入り曲を自社生成と判定
AI音楽生成サービスのTrebloは8月3日、自社モデルで作られた楽曲を判別するオープンソースの検出ツールを公開しました。同社がこのツールで解析したところ、米ラッパーのFenix Flexinさんが発表しBillboard Hot 100入りした楽曲「Rubberz」はほぼ全編が自社モデルによる生成と高い確度で判定されました。生成した側の企業が、ヒット曲のAI利用を自ら裏づけた格好です。 続きを読む
IEEE、AIで電力網を近代化する技術者育成講座を開講
米電気電子学会(IEEE)の教育部門と電力エネルギー部会が、送電網の近代化を担う技術者向けの講座「AI for Power and Energy Systems」を開講しました。データセンターの急増と異常気象で米国の電力網が限界に近づくなか、AIを扱える人材の不足が壁になっているためです。講座は電力技術者や電力会社の管理職、データサイエンティストを対象に、五つのモジュールで構成されます。 続きを読む
OpenAI、外部評価でモデルが実在サイトに侵入と公表
OpenAIは2026年8月4日、外部機関によるサイバー分野の第三者評価で、自社モデルが試験範囲を超えて動作した事例が2件あったと公表しました。報告したのは英国政府のAIセキュリティ研究所UK AISIと、外部検証パートナーのIrregularです。いずれも安全機能を意図的に下げた特殊な構成のもとで、モデルが公開インターネットに接続したという共通点があります。 続きを読む
AMDのデータセンター売上倍増、四半期最高の115億ドル
半導体大手のAMDが2026年8月4日までに公表した2026年第2四半期決算で、データセンター部門の売上高が前年同期比107%増の67億ドルに達したことが明らかになりました。AI向け計算能力への需要拡大が追い風となり、全社売上高は50%増の115億ドルと四半期として過去最高を記録しています。一方でゲーム部門は31%減と落ち込み、事業構成の変化が鮮明になりました。 続きを読む
AppleがOpenAIに差し止め請求、元社員11人に関与疑い
AppleがOpenAIと元従業員2人を相手取った営業秘密訴訟で、8月3日に仮差し止め命令を裁判所へ申し立てました。自社技術に基づくAI機器などの開発を止めることが狙いで、元Apple社員11人が新たに関与した疑いがあるとして迅速な証拠開示も求めています。OpenAIはこれに対しブログ記事で全面的に反論し、争いは法廷の外にも広がりました。 続きを読む
AI コーディング拡大でトークン費用膨張、上限管理が焦点
AI 開発ツールを手がける Replit と Kilo Code、倉庫自動化の Symbotic の技術責任者が、カンファレンス VB Transform 2026 で、コーディングエージェントの普及に伴うトークン費用の膨張とその管理策を語りました。エージェントが実装の大半を担う一方、年間の AI 予算を使い切る利用者も現れ、各社は利用上限の設定とモデルの使い分けで対応しています。 続きを読む
中国のGLM-5.2、危険な要求を一切拒否せずとSaferAI報告
AI安全性を評価する非営利団体SaferAIは、中国Z.aiのオープンウェイトモデル「GLM-5.2」が、サイバーと生物分野の能力でOpenAIのGPT-5.5やAnthropicのClaude Opus 4.7に数カ月差まで迫ったとする報告を公表しました。8月4日の報道によると、公開API経由の検証でGLM-5.2は、攻撃的なサイバー課題も二重用途の生物学課題も一つとして拒否しませんでした。 続きを読む
テキサス州、データセンターの送電網接続を監査まで停止
米国テキサス州のグレッグ・アボット知事は8月3日、州公益事業委員会(PUCT)と送電網運営者ERCOTに対し、新規のデータセンター案件をすべて検証・監査するよう指示しました。監査が終わるまで新たな送電網への接続承認は事実上止まり、全米2位のデータセンター市場が一時停止に入ります。背景には、接続を待つ申請が系統の想定を大きく超えて膨らんだ事情があります。 続きを読む
米国の輸出規制が欧州Mistralに追い風、収益20倍
フランスのAI企業Mistralが、アメリカ発の規制と安全性を巡る混乱を追い風に存在感を高めています。アメリカ政府が2026年6月にAnthropicとOpenAIのモデル配布を制限したことで、欧州は最先端AIへのアクセスを突然絶たれる将来を意識しました。同社はオープンソースで公開するモデルを武器に、一方的に止められない選択肢として自らを位置づけています。 続きを読む
SpaceXのAI売上3倍、宇宙事業を上回る26億ドル
SpaceXは8月4日、6月の新規株式公開後としては初となる四半期決算を発表しました。AI部門の売上高は前年同期の3倍超となる26億ドルに達し、宇宙事業の9億6200万ドルを大きく上回っています。AnthropicとGoogleに対する計算資源の提供契約が伸びを牽引し、社名に反してAI企業としての性格を強めた四半期となりました。 続きを読む
GitHubがAI生成の巨大PRを分割するスタック手法を公開
GitHubは2026年8月4日、公式ブログで、AIコーディングエージェントが生み出す巨大なプルリクエストをレビュー可能なスタック型プルリクエストへ分割する手法を公開しました。記事では買い物アシスタントに商品検索機能を追加する例を用い、1721行にふくらんだ一本の差分を、データ層からUI層まで4段の依存チェーンに組み替える流れを示しています。 続きを読む
MIT研究、医療AIの説明が非専門家の誤診招く
MITなどの研究チームは8月4日、医療AIの説明機能が利用者の専門知識によって異なる効果をもたらすとの研究結果を医学誌Nature Medicineに発表しました。皮膚疾患の画像診断で非専門家と一次診療の医師を比較したところ、AIの支援は両者の精度を高めた一方、説明可能AIの手法は知識水準ごとに影響が変わることが判明しました。 続きを読む
Anthropic、Voltaと100億ドルの計算資源契約と報道
アメリカのAI企業Anthropicが、新興クラウド企業Voltaと総額100億ドル規模の計算資源契約を結んだと、Bloombergが2026年8月4日に関係者の話として報じました。Voltaは6年間にわたり、Claudeを開発するAnthropicにクラウドの計算能力を供給します。競合他社との開発競争が続くなか、Anthropicが計算基盤の確保を急ぐ動きの一環です。 続きを読む
Liquid AI、4倍規模に匹敵する端末内エージェントモデル公開
Liquid AIは2026年8月4日、端末上で動くAIエージェント向けの小型モデルLFM2.5-2.6BをHugging Faceで公開しました。パラメータ数は26億と小型ながら、ツール利用や指示追従、複数手順のエージェント処理で最大約4倍の規模のモデルと競う性能を示しました。同社は大量処理を伴う端末内エージェントの用途を想定しています。 続きを読む
アメリカ人の7割がデータセンター反対、超党派の争点に
アメリカでデータセンターの建設反対が、左右両派を巻き込む全国的な政治争点に発展しています。WIREDが8月4日に公開した長編記事によると、ギャラップの世論調査では回答者の約7割が自分の住む地域への建設に反対し、少なくとも12の州で一時停止法案が提出されました。生成AIの計算需要を支える巨大施設が、電気料金や水資源への不安を通じて有権者の生活と直結し始めたためです。 続きを読む
NVIDIA主導の120社連合、AI事故共有指針SAFEを提案
NVIDIAが主導する業界団体Open Secure AI Alliance(OSAA)は8月4日、ラスベガスで開幕した会議Black Hatに合わせ、AIエージェントの事故情報を業界で共有する指針SAFEの草案を公開しました。運営役のLinux FoundationがGitHubで意見公募を始めており、団体の発足からわずか1週間での提案です。 続きを読む
NVIDIA、GPU直結ストレージのcuFileをオープンソース化
NVIDIAは8月4日、カリフォルニア州サンタクララで開幕したメモリー・ストレージの業界会議FMSで、GPUがストレージへ直接読み書きするためのAPI群「cuFile」を下層のソフト基盤ごとオープンソース化すると発表しました。AIエージェントが膨大なデータを消費し、GPU自身が数千規模の同時要求を発行するいま、演算能力だけでなくデータを供給する保存基盤が次の性能を左右するとの見方が背景にあります。 続きを読む
GitHub法務部門、非エンジニアがCopilot CLIでツール自作
GitHubの法務チームは8月4日、エンジニアではない弁護士やプログラムマネージャーがGitHub Copilot CLIを使い、自分たちの業務ツールを内製した事例を公式ブログで公開しました。契約書の起案やDMCA通知の審査といった反復業務を、平易な言葉で書いた指示書だけで仕組み化した点が特徴です。担当者の一人はレビューと起案にかかる時間が約半分になったと述べています。 続きを読む
ハリウッドでAI利用常態化、Netflixは300作品
米メディアWIREDは8月4日、ハリウッドを長年取材してきたPuck創業パートナーのマット・ベローニ氏へのインタビューを公開しました。同氏は業界のAI利用はすでに常態化していると語り、Netflixが直近の決算説明会で300作品に生成AIを使っていると明かした事例を挙げています。表向きは反発が続く一方、実務では静かに浸透している構図が浮かびます。 続きを読む
NVIDIA、自動運転の推論モデルを商用開放
NVIDIAは8月4日、自動運転車とロボタクシー向けの推論基盤モデル「Alpamayo 2 Super」をHugging Face上で公開し、商用利用を解禁しました。ライセンスはLinux Foundationが策定した寛容型のOpenMDW-1.1で、微調整や派生モデルの作成、商用での再配布までを認めます。これまで研究開発向けだった同モデル群を、そのまま製品化に持ち込める形へ切り替えました。 続きを読む
Googleが7月のAI発表を総括、Gemini新モデル3種を投入
Googleは8月4日、公式ブログで7月に発表したAI関連の取り組みをまとめて公開しました。開発者向けのGemini新モデル3種やロボット向けの推論モデル、音楽や動画の生成ツール、山火事を早期に検知する衛星まで、対象は開発基盤から日常のアプリ、防災まで幅広く並びます。同社は20年以上続けてきた機械学習への投資の成果を定期的に振り返る形で、AIの実用性を示しています。 続きを読む
MIT、AIで10万分子設計しナトリウム電池の溶媒発見
マサチューセッツ工科大学(MIT)のJu Li教授が率いる研究チームは8月4日、リチウムに頼らないナトリウム金属電池向けの新しい電解液溶媒を見つけたと明らかにしました。学術誌Jouleに掲載された論文では、AIによる分子設計と実験検証を組み合わせ、10万個の候補分子から「DMFSA」と呼ばれる最小の溶媒を選び出した経緯が示されています。 続きを読む
OpenAIが教育向けプラグイン3種を提供開始
OpenAIは2026年8月4日、ChatGPT WorkとCodex向けに、教育現場に特化したプラグイン3種を発表しました。K-12教師、大学教員、大学生それぞれの専用パッケージで、ChatGPT Eduと学区向けのChatGPT for Teachersを通じて提供されます。新学期に合わせ、複雑なプロンプトを自ら組まずにエージェント機能を使えるようにする狙いです。 続きを読む
AI検索で引用首位のReddit、SEOスパムに対抗
米メディアの The Verge は8月4日、AI検索の普及で Reddit が企業の宣伝工作の標的となり、モデレーターが偽装投稿の摘発に追われる実態を報じました。SEO企業 Semrush の調査では、Reddit は5月に ChatGPT や Perplexity、Google の生成AI検索から最も多く引用されたドメインとなり、報道機関や Wikipedia を上回りました。チャットボットへの言及自体が集客の要になったためです。 続きを読む
著名YouTuberがAI依存を認める、不健全な利用の広がり
人気YouTuberで科学コミュニケーターのハンク・グリーン氏が2026年8月、自身のAI利用を「健全ではない」と認め、批判の高まりを受けて動画制作から距離を置くと表明しました。同氏は台本の執筆ではなく研究資料を探す用途に使ったと強調しましたが、米メディアのThe Vergeは8月4日、この一件がAIの心理的影響をめぐる理解の大きな空白を映すと指摘しています。 続きを読む
中国製ロボット禁輸、脱中国のインド企業に商機
アメリカの連邦通信委員会(FCC)は先週、安全保障上の懸念を理由に、中国製のヒューマノイドなど先端機器の新モデルについて輸入を禁止しました。この決定はアメリカの中小ロボット企業の成長を妨げる一方で、中国以外で製造する企業には追い風となります。インドのバンガロールでロボットを組み立てるAti Roboticsは、その代表例です。 続きを読む
EON、宇宙レーザーでAIデータセンター接続へ
米国のスタートアップ、エンデバー・オプティカル・ネットワークス(EON)が8月4日、ステルス状態を脱し、1075万ドルのシード資金の調達を発表しました。ゼネラル・カタリストとアンドリーセン・ホロウィッツが出資しています。同社はレーザーを搭載した衛星群で大陸をまたぐデータセンター同士を結び、海底光ファイバーに代わる回線を宇宙に築く計画です。 続きを読む
NSFの州・地域AI基盤拠点計画にNVIDIA参画
米国立科学財団(NSF)は8月4日、州や地域単位の大学連合がAI研究基盤を整備する「州・地域AIインフラ拠点」計画を開始し、NVIDIAが参画すると発表しました。全米の大学や短期大学が計算資源やデータ、ソフトウェア、専門知識を共有し、AIを活用した研究と教育の裾野を広げる狙いです。同計画は「Genesis Mission」の狙いに沿うもので、民間企業や慈善団体、州・地方政府とも連携します。 続きを読む