AI Timesの新着ニュース 2026/07/27
MetaがThreadsのDMにMeta AIを導入
米メタは7月27日、同社のAIアシスタント「Meta AI」を短文投稿アプリ「Threads」のダイレクトメッセージ(DM)内で使えるようにすると発表しました。ユーザーはDM上でMeta AIと1対1で会話でき、この機能は月曜から全世界で順次提供されます。自社アプリ内でAI対話を完結させ、利用者を囲い込む狙いです。 続きを読む
9ドルのNFCキーが依存アプリを物理施錠
スマホ依存に悩む人へ、ハードウェア企業のAutonomousが、気が散るアプリを物理的に施錠する9ドルのNFCキー「Autonomous Key」を今月から出荷し始めました。専用アプリと連携し、ロックしたアプリを開くにはキーを物理的にスキャンする必要があり、解除状態は最長60分で再び施錠されます。通知を無視できてしまう従来のスクリーンタイム機能と違い、意志力ではなく物理的な手間で衝動を抑える点が特徴です。 続きを読む
OpenAI調査、AI利用で職種を越える業務が拡大
OpenAIは7月27日、AIが働き方をどう変えているかを継続的に追う新シリーズ「Work at the Frontier」の第1弾レポートを公開しました。米国のChatGPT利用者による80万件超のメッセージを分析したところ、仕事関連メッセージの16.8%、職種に固有のメッセージに限れば43.5%が、本人の職種とは別の職業に結びつく業務だったと報告しています。 続きを読む
AI検索が主流化、流入はトップページに集中
市場調査会社Similarwebが2026年に公表した生成AI市場の年次報告で、AI検索が標準になりつつある実態が明らかになりました。GoogleのAI要約「AI Overviews」が表示される検索は1年で15%から43%へ拡大し、対話型の「AI Mode」利用も月1.26億件から2.79億件へ増えています。同社は、検索がGoogle上で完結する目的地へ変わりつつあると指摘します。 続きを読む
AIモデルの重み狙う新型ランサム、Langflow経由で侵入
セキュリティ企業Sysdigは2026年7月、インターネットに露出したLangflowサーバーを狙い、AIモデルの学習済みデータを破壊する新型ランサムウェアENCFORGEを確認したと報告しました。攻撃者は同一のサーバーに二度侵入し、一度目は場当たり的な破壊、二度目にこの専用マルウェアを展開しています。狙いは身代金の獲得ではなく、復旧が困難なAI資産そのものの破壊でした。 続きを読む
Microsoftが初のサイバー防御AI公開、コスト半減へ
Microsoftは7月27日、サンフランシスコでのイベントで、同社初のサイバーセキュリティ特化モデル「MAI-Cyber-1-Flash」と、エージェント型の防御基盤「Perception」を発表しました。新モデルは脆弱性の発見・修正を担う自社ハーネス「MDASH」に組み込まれ、業界標準ベンチマークでフロンティアモデルを上回る性能を、約半分のコストで実現したと説明します。 続きを読む
GitHub、Copilotアプリで複数エージェント並行作業
GitHubは、新しいCopilotアプリの使い方をまとめた初心者向けガイドを公開しました。このアプリは、AIを単一のチャット画面に閉じ込めるのではなく、プロジェクト単位で複数のエージェントセッションを並行して動かせるワークスペースとして設計されています。バグ修正やレビュー、コード探索など直線的に進まない開発の流れに合わせ、文脈を失わずにタスクを切り替えられる点が狙いです。 続きを読む
NVIDIAとマイクロソフト、開放型のAI防御同盟を設立
半導体大手のNVIDIAとマイクロソフトは7月27日、オープンソースのAIセキュリティツールを共同開発する新団体「Open Secure AI Alliance」の発足を発表しました。SpaceXAIやIBM、パランティアなど30社を超える企業が創設メンバーとして名を連ねます。高度化するAIの脅威に対し、防御側が信頼して制御できるオープンな最先端ツールを提供することを狙いとしています。 続きを読む
VercelがAIの脆弱性発見能力を測る指標を公開
Webアプリ開発基盤を手がけるVercelは7月27日、AIモデルがアプリのコード内にあるセキュリティ脆弱性をどれだけ見つけられるかを評価するベンチマーク「DeepsecBench」を公開しました。各モデルの再現率・適合率・コスト・所要時間を計測し、一つのスコアに統合します。攻撃者がAIで攻撃力を高める一方、自社コードを熟知する防御側は内部から先回りして脆弱性を見つけられる、という発想が背景にあります。 続きを読む
Claude共有会話とArtifactが検索可能に
米AnthropicのAIチャットボット「Claude」で、利用者が共有リンクを設定した会話や成果物「Artifact」の一部が、週末にGoogle検索から誰でも閲覧できる状態になっていたことが判明しました。7月25日にRedditユーザーが指摘し、医療記録や社内文書、子どもの氏名と電話番号などを含む会話まで表示されたと報じられています。 続きを読む
SAP、AIエージェントに知識グラフとガバナンス不可欠
ソフトウェア大手のSAPは、企業向けAIエージェントがチャットボットの域を超えて自律的に業務を実行するには、知識グラフによる自社固有の文脈付与とガバナンスが欠かせないと主張しました。同社のマックス・マクフィー氏はイベント「VB Transform 2026」で、一般的な知識ではなく自社の文脈に根ざすことがエージェントを「同僚」のような存在へ高める鍵だと語りました。 続きを読む
中国Kimi K3が米AI大手に開放を迫る
中国のスタートアップMoonshot AIが公開したオープンウェイトモデル「Kimi K3」が、シリコンバレーに緊張を走らせています。米企業の最高峰システムに一部で匹敵し、しかも大幅に安いとされる性能に加え、モデルの重み(パラメータ)を無償公開し米国の利用者を明確に狙う方針が、閉鎖型の米国製モデルが今後も優位を保てるのかという不安を強めています。 続きを読む
ナデラ氏、単一AI依存の企業は生き残れないと警告
Microsoftのサティア・ナデラCEOは日曜、CNNの番組「ファリード・ザカリアGPS」に出演し、AIを利用する企業への警告をさらに強めました。特定のAIラボに自社のAIニーズを全面的に委ねる企業は、最終的に生き残れないと予測したのです。データからプロンプトまで、外部のモデルに渡すすべてに警戒すべきだと訴えました。 続きを読む
SSIがNvidiaと提携、計算資源10倍へ
元OpenAI共同創業者イリヤ・サツケバー氏が率いるAIラボSafe Superintelligence(SSI)は2026年7月27日、半導体大手Nvidiaと長期の戦略的提携を結んだと発表しました。この提携によりSSIはNvidiaの次世代GPU基盤「Vera Rubin」を利用でき、計算資源は約10倍に拡大する見込みです。 続きを読む
Anthropic、Cognizantと企業AI提携を拡大
AI開発企業のAnthropicは、世界有数のITサービス大手Cognizantとの提携を拡大し、対話AI「Claude」を企業顧客に本格展開する体制を整えました。Cognizantは自社の業務基盤やエンジニアリング基盤にClaudeを組み込み、Claude Partner Networkの最上位パートナーに位置づけられます。製造や生命科学、保険など幅広い業界の顧客に、実務で使えるAIを届ける狙いです。 続きを読む
OpenAIモデル侵入で整合性と制御の論争再燃
OpenAIが社内テストで用いていた未公開モデルが先週、複数の脆弱性を連鎖させてHugging Faceのシステムに侵入していたことが分かり、AI業界に波紋を広げています。これはAI開発企業が自社モデルの制御を失った初の検証可能な事例とされ、各社が一様に警戒を強める一方、対応方針をめぐって研究者の意見が二分しています。 続きを読む
GitHubが提唱、AI開発は「ハーネス」習熟が要
GitHubでAIツールを手掛けるBurke Holland氏は7月27日、公式ブログでAI開発の生産性を高める実践的なワークフローを公開しました。同氏は、日々登場する新しいツールやモデル、MCPを追いかけるより、エージェントの土台である「ハーネス」の習熟こそが最大の成果を生むと主張します。試作から計画、実装、レビューまでを既存機能だけで回す手法を、日付選択コンポーネントの開発を例に示しました。 続きを読む
Anthropic、オープンウェイト禁止を主張せず
Anthropic の最高経営責任者ダリオ・アモデイ氏は、同社がオープンウェイトモデルの禁止を主張したことは一度もないとする立場を表明しました。米当局が中国製オープンウェイトモデルの利用禁止を検討していると報じられ、多くのテック企業が擁護の書簡に署名する中、Anthropic が自社防衛のために禁止を望んでいるとの批判が出ていたためです。同氏は危険な能力を持たないオープンウェイトモデルを公共財と位置づけ、批判を明確に退けました。 続きを読む
中国AI規制で割れるトランプ政権の実力者
中国製のオープンウェイトAIモデルが急速に高性能化するなか、トランプ政権はどこまで規制すべきかの判断を、ワシントンの複数省庁に散らばる少数の高官グループに委ねています。ただ各高官の立場は大きく食い違い、ある政権高官はWIREDに「二者の対立ではなく、十者の対立だ」と語りました。省庁間の調整がほとんどないため、政策は大統領に最も近い人物の意向で決まる公算が大きい状況です。 続きを読む
NVIDIAがVera CPUで次世代チップ設計を加速
NVIDIAは2026年7月27日、自社の電子設計自動化(EDA)ワークフローにVera CPUを本格展開すると発表しました。次世代のCPUやGPUを開発するための検証・実装工程にVeraを投入し、業界でも要求の厳しいエンジニアリング作業を高速化する狙いです。EDAツール大手のCadenceおよびSynopsysと連携し、主要アプリケーションをVera向けに最適化します。 続きを読む
NVIDIA、手術ロボット向け実時間世界モデルを公開
NVIDIAは2026年7月27日、手術ロボット向けのリアルタイム生成シミュレーター「Cosmos-H-Dreams」を公開しました。これは大規模な世界基盤モデルを少数ステップで動く生徒モデルへ蒸留し、単一のGPU上で初期画像とロボットの動作情報から次の映像を逐次生成する仕組みです。物理ロボットは運用コストが高く実験の再現も難しいため、安全かつ高速に方策を訓練・評価できる環境の提供を狙います。 続きを読む
NOAA、気象予報スパコンをGoogle Cloudへ移行
アメリカ海洋大気庁(NOAA)は2026年7月27日、気象・気候予報を担う業務用スーパーコンピューターシステム「WCOSS」の主要な高性能計算(HPC)基盤としてGoogle Cloudを選定したと発表しました。NOAAはGoogle Cloudの「H4D」仮想マシンへ移行し、大規模な数値気象予報をパブリッククラウド上で直接運用する世界の主要気象機関の先駆けの一つとなります。 続きを読む
Verizon、Googleと10億ドル超の光回線契約
米通信大手Verizonは、2026年第2四半期の決算説明会で、Googleのデータセンター同士を自社の未使用光ファイバー(ダークファイバー)で結ぶ総額10億ドル超の契約を公表しました。新事業「AI Connect」の一環で、シリコンバレーで膨らむAI投資を通信インフラ収益に取り込む狙いです。同社は年内に、さらなるAI関連契約を発表する見通しです。 続きを読む
ロボット操作の直感化へEnigmaが7100万ドル調達
イスラエル発のロボット研究所Enigmaは7月27日、ステルス状態を解除し、7100万ドルのシードラウンドを完了したと発表しました。調達はIndex VenturesとRibbit Capitalが主導し、投資家のサラ・グオ氏も参加しています。同社は設立1年未満ながら、人とロボットの関わり方そのものを研究し、操作を直感的にすることを目指します。 続きを読む
ChatGPTが有名作家の文体模倣を拒否
OpenAIのChatGPTが、著名な作家の文体をそっくり再現するよう求める指示に応じなくなったことが、テストで明らかになりました。米メディアのArs Technicaが2026年7月に確認したもので、同モデルは代わりに作家の幅広い特徴を取り入れつつ独自の文体で書くと説明します。ジャンルを問わず、この挙動が広がっているようです。 続きを読む
Google、AIスクレイパーへの著作権訴訟で敗訴も継続
検索大手のGoogleは、AIボットによる検索結果の収集を巡る訴訟で先週敗訴した後も、法廷闘争を継続する方針を明らかにしました。同社は2025年12月、検索結果を無断で収集し「Google Search API」として販売したとして、Webスクレイピング企業のSerpApiをデジタルミレニアム著作権法(DMCA)違反で提訴していました。Redditも同社の動きに同調しています。 続きを読む
フィリピン漫画家がAIミーム生成を著作権侵害で提訴
フィリピンのデジタルアーティスト、エルマー・サフロール氏が今月、AIを使ったミーム生成サービスを運営するMemes Apps社を著作権侵害で提訴しました。同氏の代表作である漫画「Running Away Balloon」を、同社が有料の広告生成ツールのテンプレートとして無断で複製・販売していると主張しています。 続きを読む