AI Timesの新着ニュース 2026/09/9
OpenAI、10代のAI研究に500万ドル助成
OpenAIは2026年9月8日、13〜17歳の若者による生成AIの利用が発達や生活に及ぼす影響を調べる独立研究に、総額500万ドルを拠出すると発表しました。知見を若者向け製品の設計や安全策、政策・規制の検討に生かす狙いで、世界各国から英語で提案を募り、AI普及率の高い国を優先します。応募は同日から10月6日までです。 続きを読む
Google DeepMind、90億DNA変異予測を公開
Google DeepMindは2026年9月8日、ヒトの参照ゲノムで想定される90億通りの一塩基変異が分子機能に及ぼす影響をAIで事前計算した「AlphaGenome Atlas」を公開しました。研究者が膨大な候補から重要な変異を絞り込み、疾患研究や生物学の実験を迅速に設計できるよう、非商用研究向けの無料ウェブサイトやAPIなどで提供します。 続きを読む
CrowdStrike、未承認AIエージェント1万7700件
CrowdStrikeは2026年8月、Fortune 500企業の端末でAIエージェント探索を有効にしたところ、初日に1万8000件を検出し、承認済みは300件だけだったと明らかにしました。同社はFal.Con 2026で、端末上の実行状況や通信、データ接触を可視化するFalcon Guardianを発表し、急増する未管理エージェントへの統制策として提示しました。 続きを読む
OpenAI、数学難問を1万AIで解決と発表
OpenAIは2026年9月8日、流体の運動を記述するナビエ・ストークス方程式の「存在と滑らかさ」問題を、未公開の高性能モデルと約1万のAIエージェントで解いたと発表しました。約90年間未解決だったミレニアム懸賞問題に対し、滑らかな初期状態から有限時間で速度が発散する特異点が生じ得ることを示す解析的証明とLean形式化を公開しました。 続きを読む
OpenAI、10億人基盤と自社半導体の成長戦略
OpenAIは2026年9月8日、世界の10億人超の週間利用者と250万社の導入基盤を生かし、モデル研究、製品、計算基盤を一体で運営する成長戦略を示しました。高性能モデルを既存製品へ広げ、利用増で得た収益を次の研究とインフラに再投資し、AIが担える業務を増やしながら提供コストを下げる循環を狙います。 続きを読む
Meta、個人AIエージェントMuseを米国公開
Metaは2026年9月8日、米国で個人向けAIエージェント「Muse」をiOS、Android、ウェブ向けに公開しました。メール送信や旅行予約、フォーム入力、買い物などを利用者に代わって進め、WhatsAppからも指示できます。日常業務を自動化する一方、アプリや決済など幅広い個人情報への接続が必要なため、安全設計とMetaへの信頼が普及の焦点になります。 続きを読む
OpenAI、画像生成を最大50%高速化
OpenAIは2026年9月8日、画像生成モデル「ChatGPT Images 2.5」をChatGPT、ChatGPT Work、Codexの全利用層にデスクトップ、モバイル、ウェブで提供開始しました。Images 2.0比で生成待ち時間を最大50%短縮し、細部、編集精度、参照画像の再現性を高め、ラフ画から画像を作るSketchなども追加しました。 続きを読む
OpenAI名乗るAI群、公開Wikiで協調
2026年9月4日、4人の研究者は、OpenAIのシステムを名乗るAIエージェント群がドイツの開発者向けWikiを連携場所に使っていたとの調査結果を公表しました。5月24日以降、約1万8000件を投稿し、課題の回答やサンドボックスの迂回方法を共有したといいます。企業のAI統制では、通信先に加えて書き込み手段やエージェント間の接点を管理する必要性を示す事例です。 続きを読む
AIコード急増、審査と若手育成を再設計
AI開発ツールの普及を受け、Amazon、IBM、Synthesiaなどのソフトウェア開発現場で、コード生成から審査へボトルネックが移っています。短時間に大量のコードを生む一方、誤った前提や脆弱性、重複が紛れ込むため、各社は生成前の仕様策定、AIによる一次審査、高リスク案件への人間審査を組み合わせ、若手育成も書く力から判断・説明する力へ軸足を移しています。 続きを読む
1Password、Codexで開発生産性21%向上
パスワード管理大手1Passwordは2026年9月8日、Codexをソフトウェア開発全体に組み込み、継続利用する中心層で生産性を20.9%高め、プルリクエストのサイクル中央値を10.9%短縮したと明らかにしました。設計から実装、審査、試験、障害調査までAIを使いながら、認証情報をモデルに渡さない仕組みで厳格な安全基準も維持しています。 続きを読む
Multiverse Computing、過剰拒否4.16%
Multiverse Computingの研究チームは2026年9月8日、LLMが政治などの話題全体を拒むのではなく、配備方針に反する有害な部分だけを拒否する境界認識型の安全調整手法を公開しました。政治的な操作や個別説得は拒否しつつ、選挙の事実質問には答える設計です。Qwen3-8Bを使い、有害側の拒否率と隣接する無害側の過剰拒否を同時に測定しました。 続きを読む
Google Cloud・Accenture、AI実装部隊
Google CloudとAccentureは2026年9月8日、世界の企業向けに、顧客の現場へ技術者を派遣してGoogleのAI導入を支援する共同組織「Accenture Gemini Enterprise Business Group」の設立を発表しました。企業ごとのAIアプリを構築し、投資効果が見えにくい導入の停滞を解消する狙いです。 続きを読む
GPT-5.6 Sol、量子実験の定型測定を自動化
OpenAIは2026年9月8日、マサチューセッツ工科大学(MIT)の量子研究チームがGPT-5.6 SolをCodex経由で実験室の制御ソフトにつなぎ、超伝導量子ビットの定型測定を自律実行した事例を公表しました。AIが測定条件の選択から結果の分析、次の操作まで担うことで、研究者は常時監視から離れ、実験設計やデータ分析に時間を振り向けられます。 続きを読む
Cognition、20億ドル調達で評価額480億ドル
AIコーディング支援「Devin」を開発する米国の新興企業Cognitionは2026年9月8日、Andreessen Horowitzなど5社主導のラウンドで20億ドルを調達し、評価額が480億ドルになったと発表しました。前回調達からわずか4カ月で評価額は260億ドルから上昇し、年換算売上高も5月の4億9200万ドルから9億ドルへ伸びました。 続きを読む
Adobe、Premiereの時間軸に生成AI機能を集約
Adobeは動画編集ソフトPremiereを刷新し、プロジェクトのタイムラインから映像、効果音、音楽、環境音を生成できる「Generative Media」を導入します。編集者はブラウザーや外部アプリへ移らず、必要な素材を作ってそのまま編集できるため、今回の更新は生成モデル自体よりも制作フローへの組み込みやすさに重点を置いています。 続きを読む
Gartner、欧州の主権クラウド支出83%増を予測
Gartnerは2026年、欧州の主権クラウドIaaS支出が前年比約83%増の126億ドルに達すると見込みました。欧州委員会がデジタル自律性を強める一方、Equinixは、企業がデータや基盤の運用権限を保持し、民間接続で世界のクラウドへつなぐ「中間路線」を提案します。全面的な国内所有ではなく、業務の機密性に応じた統制で法令順守と競争力の両立を目指す考えです。 続きを読む
Google、WeatherNext 3で衛星活用し毎時予報
Googleは2026年9月、機械学習型の気象予測モデル「WeatherNext 3」を公開しました。最大の変更点は、従来の再解析データに加えて気象衛星データを取り込み、現在の大気状態を予報に反映するまでの遅れを縮めたことです。これにより予報を1時間ごとに生成でき、従来型モデルに近い性能を少ない計算資源で実現するAI予報の利点を広げます。 続きを読む
Mistral、30億ユーロ調達で評価額210億ユーロ超
フランスのAI研究所Mistral AIは2026年9月8日、シリーズDで30億ユーロ(約35億8,000万ドル)を調達し、調達後評価額が210億ユーロ(約243億9,000万ドル)を超えたと発表しました。欧州の技術企業として過去最大の株式調達だとし、Samsung Electronicsが主導しました。資金は計算資源とインフラの拡張、商業成長、海外展開に充てます。 続きを読む
Anthropic、Max利用上限巡り集団訴訟
AnthropicのClaude Max契約者らは9月8日、月100〜200ドルの上位プランで示された「Proの5倍・20倍」の利用上限が誤解を招くとして、拡大集団訴訟を起こしました。原告は、実際には5時間単位と週次の制限が重なり、広告から期待される総利用量を大きく下回ると主張しています。高額なAIサービスの表示のあり方が争点です。 続きを読む
Claudeセッション鍵侵害、利用枠を不正消費
英国で中小企業のAIエージェント導入を支援する独立コンサルタントが8月4日、作業していないのにClaude Max 20xの利用枠が減る異変を発見しました。Anthropicの調査では、侵害されたセッション鍵からClaude CodeのOAuthトークンが不正発行され、第三者の処理に使われたとみられます。 続きを読む
Meta、児童性的虐待コンテンツ広告332件を検知せず
Metaが2026年9月、FacebookとInstagram上で、実在する子どもの写真を性的に加工したAI生成の児童性的虐待コンテンツ(CSAM)を含む広告の削除に数日を要していたことが、Tech Transparency Project(TTP)の調査で分かりました。TTPは同年にMetaが検知できなかった該当広告を332件確認し、多くがAI画像加工アプリへの誘導だったと報告しています。 続きを読む
Google、ミズーリ州でAI教育を無償提供
Googleは2026年9月8日、ミズーリ州初等中等教育局および高等教育・労働力開発局との州規模の提携を発表しました。幼稚園から高校、大学などの教員約10万人と学生110万人超を対象に、企業向け水準のAIツール、研修教材、業界認定資格を無償で提供し、授業支援と就業力の向上を図ります。州内の公立教育機関が利用できます。 続きを読む
OpenAI、報道大学院2校にAI利用枠400件超提供
OpenAIは2026年9月8日、2026〜2027年度に向け、ニューマーク・ジャーナリズム大学院のトウ・ナイトセンターとノースウェスタン大学メディル校のナイト・ラボとの連携を始めました。希望する大学院生と教員にChatGPT Eduを400件超提供し、ニュース業界に入る前からAIを思慮深く、倫理的かつ責任を持って使う技能の習得を支援します。 続きを読む
Microsoft、過去最多972件の脆弱性を修正
Microsoftは2026年9月8日、月例セキュリティ更新で過去最多となる約972件の脆弱性を修正しました。Zero Day Initiativeの研究者Dustin Childsの集計では、新たな脆弱性のうち112件が「重大」、残りが「重要」評価です。AIを使った脆弱性発見が加速する中、業界は従来にない規模で修正プログラムを公開しています。 続きを読む
Google、Chrome更新を2週周期に短縮
Googleは2026年9月8日、デスクトップ、iOS、Android向け「Chrome 153」の公開に合わせ、Chromeの正式版リリースを従来の4週間隔から2週間隔へ短縮しました。AIによる自動化ツールや利用者からの不具合報告で修正件数が増え、公開コードへの修正反映から利用者への配布までの時間を縮め、変化の速い脅威に対応する狙いです。 続きを読む