AI Timesの新着ニュース 2026/07/6
Anthropicの秘密追跡発覚、AlibabaがClaude Code禁止
米AnthropicがChatツールClaudeで中国の利用者を密かに監視する追跡機能を組み込んでいたことが2026年7月6日までに発覚し、波紋が広がっています。反監視を掲げてきた同社の姿勢と矛盾するとして批判が集まり、中国のAlibabaは先週金曜、従業員によるClaude Codeの業務利用を全面的に禁止しました。米中のAI覇権争いを背景に、企業の信頼性が問われる事態となっています。 続きを読む
TencentがHy3をApacheで公開、規制地域も解禁
Tencentは7月6日、Hunyuanチームが開発した大規模言語モデルHy3の正式版を公開しました。総パラメータ2950億、アクティブ210億のMoE構成で、4月のプレビュー時とは一転して制約の緩いApache 2.0ライセンスを採用しました。これによりEU・英国・韓国を除外していた従来の中国製モデルの障壁が消え、これらの地域に配信する企業も採用可能になります。 続きを読む
Vercel、モデルとエージェント分離を主張
クラウド基盤大手Vercelのギレルモ・ラウチCEOは、開発者会議ShipNYC後のTechCrunchのインタビューで、AIのモデルとエージェントを分離すべきだと主張しました。単一のラボにすべてを預けるのではなく、モデルやサンドボックス、ゲートウェイなど各要素を差し替え可能な部品として組み合わせる発想です。同社は1日600万件のデプロイを扱い、その半分をコーディングエージェントが引き起こしています。 続きを読む
英FCA、金融AIに「軍拡競争」と警告
英国の金融行為監督機構(FCA)幹部シェルドン・ミルズ氏は、金融サービスでのAI利用に対応するため規制当局は「軍拡競争」の状態にあると英紙に警告しました。数百万人がChatGPTやClaude、Geminiなどの大規模言語モデルを個人の資産判断に使い始めており、監督にはより大きな権限が必要だと訴えました。 続きを読む
エヌビディア、国家AI戦略の5要素を提示
エヌビディアは7月6日、各国がAIを戦略的優先課題に活用する動向を解説したブログを公開しました。生成AIやエージェント型AIの台頭を受け、各国が国産インフラと現地データで独自の基盤モデルを構築する主権AIの潮流を強調しています。同社は国家AI戦略に不可欠な5つの要素を提示し、7月7〜10日にジュネーブで開くAI for Goodサミットに合わせて発表しました。 続きを読む
Microsoftが4800人削減、AI理由の解雇が業界に拡大
Microsoftは2026年7月6日、全従業員の2.1%にあたる約4800人を削減すると発表しました。同社は削減した職務が「AIに置き換えられるわけではない」としつつ、「AIが仕事の進め方を変えている」と認めています。相次ぐAI関連の人員削減が、テック業界全体に広がっている状況を示す動きです。 続きを読む
Alberta州政府、Claudeで4.6億行を20時間検査
カナダのAlberta州政府は2026年7月6日、AnthropicのClaude Codeを使い、州全27省庁のシステムに潜むセキュリティ脆弱性を発見・修正したと明らかにしました。技術革新省の内部チームが4億6600万行のコードを20時間で走査し、従来手法なら約6.5年かかる作業を短時間で完了しました。老朽化した政府システムを大規模に守る先行事例として注目されます。 続きを読む
Expedia、AIエージェント量産へ運用原則を策定
旅行予約大手のExpediaは、AIおよび機械学習システムを安全かつ大規模に運用するための社内原則を策定しました。同社の最高AI・データ責任者Xavi Amatriain氏が2026年7月6日に公開したもので、パーソナライズや不正防止から生成AI・エージェントAIまで数十年にわたる実運用の知見を体系化しています。狙いは、一度動くだけのAIではなく持続的に価値を生むシステムの構築です。 続きを読む
Google、検索の投稿媒体を初期設定でAI学習に利用
Googleが6月、検索サービスのプライバシー設定を更新し、利用者がアップロードした画像・ファイル・音声・動画を初期設定でAIモデルの学習に使えるようにしていたことが分かりました。米メディアTechCrunchが7月6日に報じました。設定は顧客向けメールで通知されたのみで、多くの利用者は気付かないまま同意した状態になっています。 続きを読む
小型AIが途上国医療を支える基盤技術に
電力も通信も乏しい地域で、スマートフォン単体で動く小型AIが医療や農業を支える基盤技術として注目を集めています。米誌IEEE Spectrumは7月6日、アフリカで偽造薬を判別する携帯型端末を開発した起業家アデバヨ・アロンゲ氏らの取り組みを紹介し、世界銀行も助成金や政策で普及を後押ししていると報じました。巨大な生成AIが届かない世界の多数派に、実用的なサービスを届ける現実解として位置づけられています。 続きを読む
HuggingFace、カーネル基盤を刷新しエージェント開発に対応
Hugging Faceは7月6日、カスタムGPUカーネルの配布・利用を標準化する「Kernels」プロジェクトの大型アップデートを公開しました。Hub上にkernel専用のリポジトリ種別を新設し、信頼できる公開者による署名やエージェント主導の開発支援を導入しました。カーネルの発見性と安全性を同時に高める狙いです。 続きを読む
Reddit、LLMでLLM製スパムを検出し防御
Redditは7月6日、大規模言語モデル(LLM)を活用したスパム対策ツールを導入したと発表しました。皮肉にも、拡散するスパムの多くはLLMで生成されており、同社は「毒をもって毒を制す」形でAI時代の投稿汚染に対抗します。1日あたり2300万件のスパム表示を遮断し、新たなスパム投稿・コメントを毎日約2万5千件検出しているとしています。 続きを読む
Photoroom、画像生成PRXのデータ戦略を公開
画像編集サービスのPhotoroomは2026年7月6日、7B規模の画像生成モデルPRXを支えたデータ戦略を技術ブログ「PRX Part 4」で公開しました。同社は公開・内部データセットを混ぜて事前学習用コーパスを構築し、全画像を視覚言語モデル(VLM)で再キャプションしたうえで、学習用フォーマットに変換した過程を詳しく説明しています。地味だが品質を左右した工程だとしています。 続きを読む
NVIDIAのオープンモデル、ICML研究の基盤に
NVIDIAは7月6日、機械学習の国際会議ICML 2026で自社のオープンモデルとオープン基盤がAI研究の土台になったと発表しました。同社の論文は74本が採択され、採択論文のうち約2000本がNVIDIA製GPUを、145本がオープンモデル群Nemotronを研究基盤として引用しました。open weightsと公開データセットの提供が、研究のあり方を変えつつあります。 続きを読む