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April 30, 2026

AI Timesの新着ニュース 2026/04/29

AWSがOpenAIモデルをBedrock提供、エージェント時代の基盤争い本格化

2026年4月29日、AWSはサンフランシスコでのイベントで、OpenAIの最新モデルをAmazon Bedrock経由で提供開始すると発表しました。GPT-5.4が限定プレビューで即日利用可能となり、GPT-5.5も近日中に追加される予定です。この動きは、前日にMicrosoftとOpenAIが独占契約を再編し、OpenAIが競合クラウドへの展開を可能にしたことを受けたものです。 続きを読む

Alphabet増収22%、検索クエリが過去最高を記録

Alphabetは2026年第1四半期決算を発表し、連結売上高が前年同期比22%増の1099億ドルに達したことを明らかにしました。CEOのSundar Pichai氏は、Google検索のクエリ数が過去最高を記録し、AI体験がSearch全体の成長を牽引していると述べています。決算はウォール街の予想を上回り、発表後に株価は上昇しました。 続きを読む

Musk対Altman裁判で初期メール群が公開

2026年4月28日、カリフォルニア連邦裁判所でMusk対Altman裁判の陪審審理が始まり、OpenAI創設期の2015年から2017年にかけての内部メールや企業文書が次々と公開されました。裁判はAltman、Brockman、Microsoftを被告とし、OpenAIが「全人類に利益をもたらすAGI」という設立時のミッションから逸脱したかどうかが最大の争点です。 続きを読む

Oracle、OpenAIに社運賭けた巨額契約の行方

Oracleが、OpenAIとの3000億ドル規模のデータセンター契約に社運を賭けています。創業者ラリー・エリソン氏の主導のもと、同社は伝統的なデータベース事業からAIインフラ事業へと大胆に舵を切りました。2026会計年度だけで430億ドルの負債を抱え、5つの大規模データセンター建設に乗り出しています。 続きを読む

IBMがAIコーディング基盤Bobを全世界で提供開始

IBMは2026年4月28日、AIコーディングプラットフォームBobのグローバル提供を開始しました。Bobは開発ライフサイクル全体でコード生成やテストを行うAIエージェント基盤で、2025年夏に社内100名で試験導入を始め、現在は8万人超の従業員が利用しています。IBM自社のGraniteシリーズのほか、AnthropicのClaude、フランスMistralなど複数モデルを切り替えて使う「マルチモデルルーティング」が特徴です。 続きを読む

IBM、Granite 4.1の訓練手法を公開 8Bモデルが旧世代32Bに匹敵

IBMのGraniteチームは2026年4月29日、大規模言語モデルGranite 4.1シリーズ(3B、8B、30B)の訓練手法を詳細に公開しました。同モデルは約15兆トークンの5段階事前学習、410万件のSFTデータによる微調整、そして多段階の強化学習パイプラインを経て構築されています。注目すべきは、8Bの密モデルが前世代の32BパラメータMoEモデル(Granite 4.0-H-Small)と同等以上の性能を達成した点です。 続きを読む

企業RAGの検索再構築が本格化、ハイブリッド検索の導入意向が3倍に

VentureBeatの調査「VB Pulse」によると、2026年第1四半期に企業のハイブリッド検索導入意向が10.3%から33.3%へと3倍に急増しました。従業員100人以上の企業を対象に毎月45〜58件の有効回答を得た調査で、企業がRAG(検索拡張生成)の検索レイヤーを追加するフェーズから、既存アーキテクチャを再構築するフェーズへ移行していることが明らかになっています。 続きを読む

AI評価コストが新たな計算資源のボトルネックに

AIモデルの評価コストが急騰し、新たな計算資源のボトルネックになりつつあります。EvalEval Coalitionの分析によると、プリンストン大学のHolistic Agent Leaderboard(HAL)は9モデル・9ベンチマークで2万1730回のエージェント実行に約4万ドルを費やしました。フロンティアモデルでのGAIA1回の実行コストはキャッシュなしで最大2829ドルに達します。 続きを読む

企業GPU稼働率わずか5%、恐怖心が最適化を阻む悪循環

企業のGPUフリート稼働率がわずか5%にとどまっていることが、Cast AIの2026年版Kubernetes最適化レポートで明らかになりました。これは人手による通常管理で達成できる約30%を大幅に下回る数値です。同社の共同創業者Laurent Gil氏は、クラウドGPUの調達構造そのものが問題の根源だと指摘しています。 続きを読む

OpenAI、AIサイバー防御の行動計画を公表

OpenAIは2026年4月29日、AIを活用したサイバー防御を広く普及させるための行動計画「Cybersecurity Action Plan」を公表しました。連邦・州政府や大手企業のサイバーセキュリティ・国家安全保障の専門家との対話をもとに策定されたもので、5つの柱から構成されています。 続きを読む

元Twitter CEO創業のParallel、評価額20億ドルで1億ドル調達

元Twitter CEOのParag Agrawal氏が創業したAIエージェント向けツール企業Parallel Web Systemsが、Sequoia主導のシリーズBラウンドで1億ドルを調達し、評価額は20億ドルに達しました。Kleiner Perkins、Index Ventures、Khosla Venturesなど既存投資家も参加しています。 続きを読む

Geminiがチャット上でファイル生成に対応

Googleは4月29日、AIアシスタントGeminiのチャット上でファイルを直接生成できる新機能を発表しました。プロンプトを入力するだけで、PDF、Microsoft Word(.docx)、Excel(.xlsx)、Google Docs、Sheets、Slidesなど多数の形式のファイルを作成でき、アプリを離れることなくアイデアを完成したファイルに仕上げられます。 続きを読む

MIT、エッジ端末のAI学習を81%高速化する手法を開発

MITの研究チームが、プライバシーを保護しながらAIモデルを学習させる連合学習(Federated Learning)の効率を大幅に改善する新手法「FTTE」(Federated Tiny Training Engine)を開発しました。従来手法と比較して学習完了までの時間を約81%短縮でき、スマートウォッチやセンサーなどの小型エッジデバイスでも高精度なAIモデルの学習が可能になります。 続きを読む

ChatGPTのDL成長鈍化、OpenAIのIPOに暗雲

ChatGPTのダウンロード成長が鈍化しており、OpenAIが目指すIPOに影響を及ぼす可能性が出てきました。市場調査会社Sensor Towerのデータによると、ChatGPTの4月のアンインストール数は前年比132%増加し、3月にはOpenAIの国防総省との契約を受けて前年比413%増と急増しています。 続きを読む

MITとIBMがAI・量子計算の共同研究所を設立

MITとIBMは2026年4月29日、AI・アルゴリズム・量子計算の3分野を統合的に研究する「MIT-IBM Computing Research Lab」の設立を発表しました。2017年に設立されたMIT-IBM Watson AI Labを発展的に改組したもので、AIが実用段階に入り量子計算が急速に進展する現在の技術環境を反映しています。両者は計算の数学的基盤そのものを再定義することを目指します。 続きを読む

中国、Baiduロボタクシー混乱受け新規免許を凍結

中国政府が自動運転車両の新規免許発行を停止したことが明らかになりました。Bloombergが関係者の話として報じたもので、先月、中国テック大手Baiduが運営するロボタクシー「Apollo Go」数十台が武漢市内の交通中に突然停止し、混乱を引き起こした事態を受けた措置です。 続きを読む

Runway CEOが動画生成の先にある世界モデルを次の主戦場と宣言

AI動画生成スタートアップRunwayの共同創業者兼CEOであるCristóbal Valenzuela氏が、TechCrunchのポッドキャストに出演し、同社の今後の方向性について語りました。Valenzuela氏は、AI動画生成は通過点に過ぎず、真の目標はゲームやロボティクス、さらには汎用知能に応用可能な「世界モデル」の構築にあると明言しています。 続きを読む

防衛AIスタートアップ2社が計1.8億ドル調達、軍用ドローン開発加速

米防衛テックスタートアップのScout AIとFirestorm Labsが2026年4月29日、それぞれ1億ドルと8200万ドルの大型資金調達を発表しました。Scout AIはAlign VenturesとDraper Associates主導のシリーズAで、Firestorm LabsはWashington Harbour Partners主導のシリーズBで、いずれも軍用ドローン・自律兵器分野での事業拡大を目指しています。両社合計で約1億8200万ドルの調達は、米国防衛AI市場への投資家の強い関心を示しています。 続きを読む

Waymo自動運転車の性能悪化、緊急対応に支障と消防・警察が訴え

Waymoの自動運転車について、サンフランシスコとオースティンの緊急対応部門の責任者がNHTSAとの非公開会合で性能の悪化を訴えていたことが、WIREDが入手した録音で明らかになりました。消防・警察・救急の現場では、フリーズした車両への対応に時間を取られ、緊急出動に支障が出ているといいます。 続きを読む

MIT、AIビジョンモデルのバイアス除去で新手法を開発

MITやウースター工科大学、Googleの研究チームが、AIビジョン言語モデル(VLM)のバイアスを効果的に除去する新手法「WRING(Weighted Rotational DebiasING)」を発表しました。この研究は2026年のICLR(国際学習表現会議)に採択されています。医療現場では皮膚病変の分類にAIが使われていますが、特定の肌色に偏ったモデルは高リスク患者を見落とす可能性があり、バイアスは安全上の重大な課題となっています。 続きを読む

MIT発スタートアップEkaがロボットの器用さを飛躍的に向上

MIT教授のPulkit Agrawal氏と元Google DeepMind研究者のTuomas Haarnoja氏が共同設立したスタートアップEkaが、ロボットの物体操作能力で注目を集めています。マサチューセッツ州ケンブリッジに拠点を置く同社のロボットは、電球をソケットにねじ込む、鍵の束をつまみ上げるといった繊細な動作を、人間のような自然さでこなします。Wired誌の記者は「10年以上ロボットを取材してきたが、これほど自然に動くものは見たことがない」と評しました。 続きを読む

カナダ銃撃事件の遺族がOpenAIを提訴、通報怠慢を追及

2026年4月29日、カナダ・ブリティッシュコロンビア州タンブラーリッジの学校銃撃事件で被害を受けた7家族が、米カリフォルニア州の裁判所にOpenAIとCEOサム・アルトマンを相手取り訴訟を提起しました。訴状によると、事件の約8か月前にOpenAIの内部安全チームが容疑者のChatGPTアカウントを銃暴力の「信頼できる脅威」としてフラグを立て、警察への通報を勧告していました。 続きを読む

中東データセンターへの攻撃で大手IT企業が投資凍結

ロンドン拠点のデータセンター開発企業Pure Data Centre Groupは、イランのミサイルまたはドローン攻撃により自社施設が損傷したことを受け、中東における全プロジェクトへの投資を凍結しました。同社のゲイリー・ウォイタシェクCEOはCNBCの取材に対し、「状況が落ち着くまで、誰も大規模な新規資本を投入しない」と語っています。Pure DCは欧州・中東・アジアで1ギガワット超のデータセンター容量を運営・開発しています。 続きを読む

Definity、パイプライン内蔵型AIエージェントで1200万ドル調達

データパイプライン運用のスタートアップDefinityは、Sparkパイプラインの内部にAIエージェントを組み込む独自アーキテクチャを発表しました。従来の監視ツールがジョブ完了後にメトリクスを読み取るのに対し、Definityは実行中にデータ品質の問題を検知し、不良データが下流システムに到達する前に介入できます。同社はシリーズAラウンドで1200万ドルを調達しました。 続きを読む

OpenAI Codexに「ゴブリンの話をするな」という指示が発覚

OpenAIが公開したコーディングツール「Codex CLI」のシステムプロンプトに、最新モデルGPT-5.5に対して「ゴブリン、グレムリン、アライグマ、トロール、鬼、ハトなどの動物や生き物について、ユーザーの質問と明確に関連がない限り絶対に話すな」という異例の指示が含まれていることが明らかになりました。この禁止指示は3,500語超の基本指示の中で2回繰り返されています。 続きを読む

Gemini、英国でパーソナライズ機能を本格展開

Googleは4月29日、AIアシスタントGeminiの新たなパーソナライズ機能を英国で提供開始すると発表しました。目玉となるのは「Memories」設定で、過去の会話からユーザーの好みや関心事を学習し、より自然で文脈に即した応答を返す仕組みです。この設定はデフォルトでオンになりますが、ユーザーはいつでもオフに切り替えられます。 続きを読む

SenseTime、高速画像生成の新モデルを公開

米国の制裁対象である中国AI企業SenseTimeは4月29日、オープンソースの画像生成モデル「SenseNova U1」を公開しました。同モデルは画像をテキストに変換せず直接処理する独自技術「NEO-Unify」を採用しており、米国の競合モデルを大幅に上回る速度で画像の生成と解釈が可能だと同社は主張しています。 続きを読む

UbuntuのAI機能追加にLinuxユーザーが反発

CanonicalがLinuxディストリビューション「Ubuntu」にAI機能を追加する計画を発表したところ、ユーザーコミュニティから強い反発が起きています。公式フォーラムでは「AIキルスイッチ」の設置を求める声や、MicrosoftがWindows 11にAI機能を組み込んだことと同じ轍を踏むのではないかという懸念が相次ぎました。古いバージョンにとどまる、あるいは別のディストリビューションに乗り換えるという意見も出ています。 続きを読む

AIで薬剤耐性菌に挑む、診断精度99%超の新手法

薬剤耐性菌による感染症は年間100万人以上の死亡原因となり、さらに約500万人の死に関与する深刻な公共衛生上の危機です。英インペリアル・カレッジ・ロンドンのアラ・ダルジ教授は、2026年4月のWIRED Healthカンファレンスで、AI診断がこの危機への転換点になると訴えました。従来の診断には細菌培養で2〜3日を要しますが、敗血症など一刻を争う感染症では、治療が1時間遅れるごとに死亡リスクが4〜9%上昇します。 続きを読む

DeepInfraがHugging Face推論プロバイダーに参加

DeepInfraが、Hugging Face Hubの推論プロバイダーとして新たに統合されました。DeepInfraは業界でも最も低コストなトークン単価を誇るサーバーレスAI推論プラットフォームで、100以上のモデルカタログを持ち、開発者が最小限のセットアップでAI機能をアプリケーションに組み込めます。 続きを読む

TikTokでTaylor Swiftらの偽動画広告が急増、本人は商標出願で対抗

AI検出企業Copyleaksの調査により、TikTok上でTaylor SwiftやRihanna、Kim Kardashianらの著名人を模倣したディープフェイク広告が複数確認されました。これらの広告は赤絨毯やトーク番組の実映像をAIで加工し、架空の報酬プログラム「TikTok Pay」への登録を促す内容で、クリックしたユーザーは第三者サイトに誘導され個人情報の入力を求められます。 続きを読む

Google Photos、AIで手持ち服のバーチャル試着機能を発表

Googleは2026年4月29日、Google PhotosにAIを活用したデジタルワードローブ機能を追加すると発表しました。この機能はユーザーのフォトライブラリに写っている衣類をAIが自動で認識し、デジタルクローゼットとして整理します。さらに手持ちの服を組み合わせたコーディネートの作成や、バーチャル試着まで可能になります。 続きを読む

Google TVにGemini搭載の画像・動画生成機能が追加

Googleは2026年4月29日、Google TV向けにGeminiを活用した新機能群を発表しました。目玉は画像生成モデルNano Bananaと動画生成AIVeoのテレビ上での利用で、Geminiタブの「Create」ボタンから音声プロンプトで写真の加工や動画の生成が可能になります。まず米国のGemini対応TCLテレビから提供が開始されます。 続きを読む

Shapes、人とAI混在のグループチャットで800万ドル調達

AIチャットアプリを手がけるスタートアップShapesが、シードラウンドで800万ドル(約12億円)の資金調達を実施しました。Lightspeedがリードし、AI Capital Partners、AI Grantなどが参加しています。同社は2022年設立で、人間とAIキャラクターが同じグループチャット内で会話できるアプリを開発しています。 続きを読む

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